先生達の結束と、僕たちのコミュニティ2
ゆーたのクラスのグルチャには
ミクの大量のメッセージ。
早い段階で気付いた大体の生徒は既読だけ。
気付かず、メッセージのやり取りを続けていく生徒もいた。
原田先生と、まっつんにも
見てくださいと、フウカが自分のスマホを
見せる。
ササセンが、
「ミクの件、職員会議して、
ミクの親御さんと面談するために、
連絡取りました。」
原田先生が
「親御さんは、なんて?」
「金曜日の放課後に面談します。急用がはいって忙しいらしくて。」
今日は火曜日だ。金曜日までに
何か進展があれば…。どうする?
ツン!
僕のほっぺに指が刺さる。
ツンツンツンツン
ゆーた!!こら! 僕が叫ぶ。
「むー。しかめ面じゃんメガネ台無しダヨー。」とゆーた
おいヤメロ!!ツンツンいらんわ!!
しかめ面でメガネはダメにならん!!
と笑いながら僕は返す。
ゆーたが、緊張している僕を気遣ってくれている
状況を追っていた長田君が
ハイ!と手をあげて、
「発言いいですか?」と聞く。
こーきが、
「イインチョ、ドーゾ」と言った。
長田くんが立ち上がり、
「今現在、佐上くんの名前を
ミクがグルチャに出しています。」
1人の子が、
「これは、使ってる文言が危ないなぁ。
空はそのまま状況追って~、
あとフーカとサナ
ミクから個人宛てでメッセきてるんじゃない?」
ヘッドフォンを首に掛け、
ノーパソやら、タブレットを自在に
扱っている生徒がいる。
胸に貼った付箋の名前を見る。
「波多野 環。」女子?男子?どっち?
あ。スカート履いてたんだ。
女子だ。ヘアスタイル、
長めショート?っていうのかな、
似合ってる。美人さんだけどイケメンにも見える。
「ハタ坊~おれも、個人の見といたほうがいい~?」ゆーたが聞く
「ハタ坊呼びヤメロや!でも見といて。」
と、波多野さん。
長田君が、
「クラスのメッセ見て下さい!!」
と叫ぶ。
ー佐上むかつく!全部コイツのせい
ミクのメッセージ。
何で?僕は頭が痛くなってきた。
フウカが
「佐上夢生の連絡先教えろって
これ、10件以上。きてる。」
サナも
「うちのも。」
ゆーたが、
「俺んとこ、佐上とあんた、コロスって」
たまらず僕は
「ゆーた、僕のせいでごめん」と謝る。
「むーは悪くない!どうせ気にするなら
俺達の安全を気にしよーな!!」
とゆーたが笑う。
宮川が、
「佐上氏。優太氏。最優先で帰宅する時の安全策を考えましょう。」
長田君も
「同感です。ミクがコチラの学校へ来る事も想定しなければ。」
波多野さんが
「フーカとサナ!アタシもあんたらと
行動するから!」
イケメン発言をかます。
『多国籍軍とその仲間達の安全な下校作戦』
の幕が上がった




