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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
89/100

行く前に…


「今回は道筋ルート通りに進もう。」

「それは何故なぜ?」

とおみちで行った方が安全だ。わざわざ危険な所を歩いて死ぬ必要はないからな。」

「分かるけど、もし追手おってが居たらどうするの?」

なんか、ぐいぐいめてくるな。

「俺の魔法の一つ、霧隠ミラージュで隠そう。もし、それでも気づかれたら、ぶっ飛ばす。」

「最近、性格が狂暴きょうぼうじゃない?」

シランナ、ソンナコト。

「ま、いいや、準備しよ。」

「ああ、まずはコーラル王国に行くぞ。」

「え、何で?」

すると、あかねたずねてくる。

いや、少しは分かってくれよ、追手おっての話をしていたのに。

「もし、ここで大量買いしたら目立つだろ。少しずつ買って、必要なものをめるとしよう。」

「なるほド。」

「では、始めるとしよう。」

俺は選択移動チョイス・テレポートを発動し、全員をコーラル王国に送り込んだ。

勿論もちろん、俺もだけど。

着いた場所は、あの海鯨亭かいげいていの隣だった。

アレ、オカシイナ。

もう少し離れた所にしたはずなのに。

「お、久し振りだな。結局、黒鯨ブラックホエールを食べていないまま、旅に出やがって。」

「済まないな、店主。」

すると、海鯨亭かいげいていからあの店主が出てきた。

「おひさ! 店主!」

「おっ、じょうちゃんもか! とらの次はおおかみかよ、ガハハ。」

じょうちゃんじゃねえ!」

再開を喜んだのは良いことだが、今回はやることがあるからな。

早めに準備しないと。

「そう言えば、また最近黒鯨ブラックホエール討伐とうばつされたから市場で出回っているかもな。」

「そうなのか、誰が倒したんだ?」

新星ニュースターの三人組と一匹のひょうだ。しかも、ひょうの魔物は白氷豹はくひょうひょうって言う希少な種類。凄いよな~。」

「ヘー。つまり、凛雪りんせつの豹バージョンって事か。」

「確かに白氷豹はくひょうひょうは珍しいな、かなり標高の高い山に住んでいるからな。」

「ヘー。」

「どんどん雑になってるよ、朱鷺丸ときまる。」

そんな事はどうでもいい。

「凄い話だな。これから俺らは用事があるから、すぐに行く。じゃあな、店主。」

「結局、黒鯨ブラックホエールを食べないんかい! まぁ、いつでも待ってるで。」

「ああ、じゃあな。」

まずはとよ市場しじょうに向かうとしよう。

魚はいくらでも料理に使えるからな。

あかね、取り敢えず3000Gガルム渡すから魚を買ってきてくれ。」

「ほいよ、朱鷺丸ときまる。」

あかねはお金を受け取って、走り去っていった。

別に変な魚を買う訳じゃないから、大丈夫だろう。

うん、大丈夫……だろう……

大丈夫……

凛雪りんせつ、ちょっとあかね監視かんししておいてくれ。」

「分かった。」

凛雪りんせつあかねの方向へ全速力で走っていった。

人にぶつからないでくれよ……。

じゃあ、俺はどうしようか。

……やっぱ、俺も行こ。

俺は廣丸ひろまると一緒にとよ市場しじょうへ向かう。

魚だけでなく、かに海老えびでも買おうかな。

二匹は食べれるか分からないけど。

廣丸ひろまるかにとか海老えびとかの甲殻類こうかくるいって食えるか?」

「我は食べれるぞ、あるジ凛雪殿りんせつどのは分からぬガ。」

そう喋っていると、とよ市場しじょうへ着いた。

軽く周りを見渡すと、先程話さきほどはなしていたものがあった。

デッカイ赤いかに

目分量めぶんりょうで1.5Mメートルほどだ。

全体の大きさではない。

甲羅こうらだけでの大きさで、だ。


<レッドクラブ> F- 階級クラス


赤い海草かいそうを主食とするかにの一種。

赤い甲殻こうかく漢方薬かんぽうやくの材料になる。


そのままの名前なのか。

もう少しひねって欲しいな。

「これは……味は大丈夫か?」

「ああ、多少辛いが平気だぞ。」

「じゃあ、3つほどくれ。」

「あいよ、30Gガルムだ。」

かなり安かったな。

レッドクラブより小さい松葉まつばガニは約1万ぐらいするのに。

「お! 朱鷺丸ときまるじゃん。」

「早いな、あか……ね…。」

あかねは明らかに毒々しい魚たちをかつぎ、凛雪りんせつを引きずってきた。

凛雪殿りんせつどの!」

「おい! お前何したんだ!」

「いやあ~美味しいって言ってた魚を食べたら、こうなった!」

絶対ダメなやつだ……

「一様、無事だから。」

「一様じゃダメだろ。」

その後、無事に凛雪りんせつは回復した。

ドキドキ! 異世界質問(設定)コーナー(笑)


No.21 錬聖の好きな寿司ネタ


answer ホッキ貝

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