蝗害
ここで聞くのもあれですが……
御庭 忍の過去も見たいですか?
感想などで意見をお待ちしておりまっする。
「ふぅ~。」
「楽勝ダ。」
「一瞬で終わるとは……案外脆いものだな。」
この依頼は半数以上、全滅以下を倒せばいいから……
多分これでいいのだが……
すると、上空からまた飛蝗たちが襲ってきた。
まぁ、数がとても少ないから大丈夫だが……
しかし、何かデカイな。
約3倍ぐらいの大きさだ。
「あ、まだいるの?」
「ああ、殺るしかないな。」
数は全部で五体。
一匹だけかなり大きいが……
まぁ、いいだろう。
「炎魔法 ”紅炎ノ矢”」
「剣スキル ”影剣”」
「”ボルトリング”」
「”吹雪礫”」
すぐに殺られたが、大きな一匹だけ全ての攻撃を避け、こちらに襲ってきた。
普通の木飛蝗の何倍も速い!
「ギャッ!」
「茜!」
茜はあの大きな木飛蝗の攻撃によって、右腕を切り裂かれた。
すぐに回復させたが……
あの速さは何なんだ……
縦横無尽に動き回り、翻弄してくる。
いや、茜の攻撃以来、一度も攻撃してこない。
何かを集めているのか?
目を凝らすと、他の仲間の木飛蝗の残骸を一ヶ所に集めているのが見えた。
そして、かなりの量の残骸を集めた後、顎を大きく広げ残骸を頬張り始めた。
そして、少しずつ体表が黒くなっていく。
「うっげぇ……」
「仲間を食うのカ……」
今のうちに確認しよう。
あれは普通の木飛蝗じゃない気がする。
<王木飛蝗・群生相> B- 階級
木飛蝗の首領。
あらゆる物を食らい尽くし、群れや仲間を操る。
仲間や群れが危険に陥ると、周囲の物を食らい尽くし、群生相の状態になる。
群生相の状態になると凶悪さ、跳躍力が一段と上がる。
まさかの強化をしてきたか……
これは一気に攻めるしかないな。
「捕まえた方がいいな。」
「いや、一気に脚を破壊した方が機動力も落ちる。」
「そっちの方もいいが……どう破壊す?」
「機動力を利用した戦法は?」
「分かった、善処しよう。」
まずは……
「我がこの場を雷撃で吹き飛ば……」
「却下。」
「ショボン……」
「創造魔法 ”斬鉄糸”&”粘着糸”」
俺は無数の糸を創り、茜に渡す。
「これを無数に張っておけ。足止めと攻撃用のものだ。」
「了解!」
すると、茜は周囲を素早く見回したあと、木に糸を張り始めた。
茜は見事に一本も重ねずに張り終わることが出来た。
「どうよ、これ。」
「流石。これでどうなるかな?」
すると一瞬で糸が血に染まっていく。
もしかして、傷に気づいていないのか?
「ギャギャギャギャーーー!」
うっわ……
変な声(?)を出していやがる。
そうしていると、何かが落ちてきた。
それと一緒に王木飛蝗も落ちてきた。
なんだろう、強化しているのに……
呆気なくやられたぞ。
「うげげ、後ろ脚が落ちてきたのか……」
「異常に発達しているな、これ。」
脚の太さがペットボトルの蓋並みに太い。
しゃがんでヒョイっと持ち上げると、案外重い。
しかも硬い。
「どう?」
「とても硬い。ちょっと色々検証したいが……。まず縛り上げるとしよう。」
「では余がやります。”氷縄縛り”」
凛雪は氷の縄を出して王木飛蝗を縛り上げた。
「さて、依頼もあるが軽く検証するぞ。」
まずは氷魔法で小さな(25cmほどの)氷山を創り出す。
そして、思いっきり脚を強く叩き付けた。
すると氷山が一気に皹が入り、砕け散った。
めちゃくちゃ硬いな。
「王木飛蝗はかなり珍しい。捕獲して組合に報告してみては?」
「そうしてみるか。……ってどこやったっけ。」
「ありゃ、どこ行ったっけ?」
「ア……」
「ん?」
変な声を出した廣丸の方を見ると、口に何かがぶら下がっていた。
そしてすぐにポロっと落ちる。
それをよく見ると王木飛蝗の目だった。
「済まぬ主ヨ……。もう終わったのだト……」
「大丈夫だ、廣丸……。」
廣丸、泣きそうになってる。
「また会った時に捕まえればいいからな、な!」
何とか励ましたが、まだ泣きそうだな。
案外、廣丸はピュアなんだな。
ドキドキ! 異世界質問(設定)コーナー(笑)
No.19 王羽の好きな寿司ネタ
answer なし
(デッドバークスにまともな寿司屋はないため)




