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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
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86/100

本調子



二週間後、無事に茜(あかね)と廣丸(ひろまる)が退院した。

「よし、甘いものと旨いものだ!」

「まだ治りたてだからまだ後な。」

「え~。」

「お疲れさまです、廣丸殿(ひろまるどの)。」

「ま、まぁナ。」

茜に何か奢(おご)ることは置いといて、次の目的地までの道筋(みちすじ)を探(さが)しておこう。

次の目的地はウォーウィン王国、渚(なぎさ)の言っていたヲルトガルフの統(とう)治(ち)する王国だ。

距離は凄い遠いけど……。

その距離なんと、約1250km!

日本列島の約半分の距離もある!

頑張るしかないよな、これは。

「どっか目指す?」

「ああ、ウォーウィン王国に向かう。凄い長旅(ながたび)になるな。」

「我は唯(ただ)付いていくだけダ。」

「うむ。」

でも色々準備したいから、一週間後ぐらいにオイター王国を出よう。

出るまでは組合(ギルド)の依頼を受けて過ごそう。

「茜(あかね)、本(ほん)拍(びょう)子(し)になるまで組合(ギルド)の依頼でも受けるとしよう。」

「うん、いいよ! 色々試(ため)したいものもあるからね。」

「はいよ。」

俺たちは組合(ギルド)に立ち寄り、依(い)頼(らい)を探す。

比(ひ)較的(かくてき)に楽(らく)、しっかりとした報(ほう)酬(しゅう)をベースに、を。

「これ位がちょうど良いよね。」

「流石(さすが)に短期間に連続で襲(おそ)われることは無いだろうからな。安心して受けよう。」

「へいへい。」

今回は黒翼山(こくよくざん)の麓(ふもと)の依(い)頼(らい)だ。

組合(ギルド)の建物の前で邪(じゃ)魔(ま)になら無いよう待っていた廣丸(ひろまる)たちに乗って向かう。

「今日の依頼は何なのダ?」

「今回は木(オーク)飛蝗(ロクスト)、梟鷲(きょうしゅう)、タランチューの討伐(とうばつ)だ。」

「ちょ……、タランチューっt……」

「タランチュラだな。」

「いやひゃっはーーー! じゃば※xかskjgyぶcびゃぇjびゃgk!」

「落ち着けー!」

ついに奇(き)声(せい)を……

蜘蛛(くも)嫌(ぎら)いは勿論(もちろん)知っている。

ちょっと弄(いじ)っただけだが……

まぁ、いいや。

気にしないで置こう。

俺の嫌いな動物は烏賊(イカ)だが、暫(しばら)くは会わないしな。

すると、前方から凄いデカイ塊(かたまり)のような物が襲(おそ)ってきた。

「うむ、こいつか。廣丸殿(ひろまるどの)、ご注意を!」

「これは……群れダ!」

よく一つ一つ見ると、それは飛蝗(バッタ)の大群だった。


<木(オーク)飛蝗(ロクスト)> E 階級(クラス)

木を主食とし、木に擬(ぎ)態(たい)する飛蝗(バッタ)。

群れを形成すると、あらゆる木を食(く)らい尽(つ)くす。


好物は尋(じん)常(じょう)に硬(かた)いチークス材。

鋭(するど)く平(ひら)たい牙で樹(じゅ)皮(ひ)を刮(こそ)ぎ取(と)る。


「蝗害(こうがい)だな、これ。」

「うん、だね~。」

だから依頼があったのか。

「じゃ、いくよ!」

「はいよ。」

大きさは約10cmほど。

それが約一万ぐらいか……

一気に仕留(しと)めて終わらせよう。

「網(あみ)スキル ”キャプチャーハント”」

すると茜(あかね)の剣が巨大な網に変わり、大量の木(オーク)飛蝗(ロクスト)を捕まえた。

「流石だ、茜(あかね)。」

「へっへー。」

さて、俺もやらないとな。

「炎魔法 ”獄炎(ごくえん)球(きゅう)”」

取り敢えず、こういう数で押(お)すような敵は燃やす事にしているが……

実際問題(じっさいもんだい)、蝗害(こうがい)が起きたときはどうやって対処しているんだろう。

多分、殺(さっ)虫(ちゅう)剤(ざい)だと思うが。

そんな事を考えていると、木(オーク)飛蝗(ロクスト)が新たな動きをしてきた。

大群がいきなり8つに分かれ、俺たちを分断(ぶんだん)してきた。

「チッ。」

軽く舌打ちをしたが、そんなことはどうでもいい。

木(オーク)飛蝗(ロクスト)を俺を囲(かこ)むようにして飛び回っている。

茜(あかね)や廣丸(ひろまる)、凛雪(りんせつ)も同じ感じだろうな。

しかし、何かおかしいな。

「いきなり数を利用した戦法(せんぽう)に移(うつ)ったのか。だが、何かがおかしい。」

しかし、攻撃しないとこっちも殺(や)られる。

「茜(あかね)たち、思いっきりやっておけ。」

「ほいほ~い。」

新技(しんわざ)を解禁(かいきん)してみるとしよう。

「石魔法 星礫(せいれき)飛(ひ)行(こう)」

俺は地面に転がっている小石を一気に一点に集め、周囲に放つ。

木(オーク)飛蝗(ロクスト)の体液が一気に撒(ま)き散(ち)らされる。

「やってるね~。じゃ、いくよ~。」

「うム!」

「いくぞ!」

相変わらず、量が多いが……

大丈夫か……

「槍スキル ”天王神槍(ケラウノス)”」

「ライトニングビーム!」

「”氷(ひょう)雪凛(せつりん)・蓮華(れんげ)晶(しょう)”」

その瞬間、後ろで凄い轟音(ごうおん)がし、木(オーク)飛蝗(ロクスト)の残骸(ざんがい)が宙に舞う。

スッゴ……皆(みんな)。

ドキドキ! 異世界質問(設定)コーナー(笑)


No.18 茜の好きな寿司ネタ


answer 炙りトロサーモン

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