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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
81/100

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「特殊魔法 ”隠密変化カモフラージュ”」

俺は一度姿を消して、作戦をる。

「ドコダ、ドコダ!」

なぎさが暴れているすきに俺は体力を回復させていく。

取り敢えず自分も回復しないと確実に死ぬしな。

「回復魔法 ”完全回復パーフェクト・ヒール”」

うん、あかねの影響で魔力はかなり減ってはいるが……

この作戦で決めるしかない。

俺は隠密変化カモフラージュき、なぎさに姿を見せる。

「ミ…ツケタ……。」

あいつはもう、口から血がダダれと言う状態だ。

明らかにけんな状態。

なぎさは意識がほぼ無い状態、今は精神力と執着心だけで動いている。

このままだと、どうやっても勝てるわけはない。

「ハドウ……マホウ ”ハ…”」

いくぞ、作戦実行さくせんじっこうだ。

「回復魔法 ”完全回復パーフェクト・ヒール”」

俺はなぎさに向かって完全回復かんぜんかいふくさせる。

よし、第一作戦だいいちさくせん遂行すいこうした。

「ふぉあ、え!」

なぎさの意識はすぐに回復し、血も止まる。

「波動魔法 ”波動……”」

「えいや!」

俺は回復した瞬間のなぎさあごを思いっきりなぐる。

「ふが……」

次は襟首えりくびつかんで、勢いだけで投げ飛ばす。

ドンとすごい音がなった後、地面がへこむ。

波動のよろいの影響で地面にはひびれる。

「波動魔法 ”動纏どうてん”」

俺はなぎさの波動の攻撃を食らう。

その波動は体にまとわり付き、移動を封じられる。

「うげっ……。」

面倒なものに当たったな。

だけど、これしき……

次の一手で決めるしかない!

「炎魔法 ”h……”」

「波動、ばく!」

なぎさがそう言った瞬間、俺にまとわり付いていた波動が一斉いっせい爆発ばくはつした。

爆発はモロに当たり、後方こうほうに吹き飛ぶ。

「回復魔法 ”完全回復パーフェクト・ヒール”」

すぐに回復をほどこすが、ダメージが大きかったのか、全回復しても痛みが残る。

「波動魔法 ”波動ストレート”」

波動の乗ったこぶしは俺の顔面に……

「負けられないんだよ、俺は。アイツの為でも、自分の意地プライドと命の為でもな。」

俺は手の骨をくだけながらこぶしを止める。

「毒魔法 ”バトラゴキシン毒霧ガス”」

俺はなぎさの目の前で毒の息をく。

あのテトロドキシンとは違うが、同じ神経毒しんけいどくだ。

まっ、能力はかなり違うけど。

かなりきょうあくな毒だ。

「うっ、体が……」

この毒は筋肉きんにく麻痺まひさせる、ドクガエルモノだ。

なぎさは少しずつ動けなくなっていく。

毒の影響か、まとわれていた波動のよろいが解かれていく。

これで最後だ。

「炎魔法 ”不死鳥フィニックス弾丸ブレッド”!」

俺はしびれているなぎさの胸の真ん中に炎の弾丸だんがんつらぬいた。

ようやく勝ったぞ。

やっと、ようやくだ。

「ま、負けたのか……、つが。」

なぎさからはなみだと共にあわい光がしている。

「なんで、なんでなんだよ。つがは……ようやく……」

渚は大の字にころんだ後、大粒おおつぶなみだを流す。

「ん、う……」

俺も倒れ、大の字にころぶ。

アイツは……大丈夫か?

「何でそんなに強いんだよ。つがの魔法は単純な力だと上なのに。」

「まぁ、技術テクニックはあるけどな。」

あと波動魔法のせいちょう速度スピードも凄かったからな。

もしさらに速かったらと思うと……

「何で前世はあいが貰えなかったんだろう。人間全員にんげんぜんいんびょうどうって言うけど才能さいのうも家族も選べないんだよね。不平等だよ、この世界。」

「確かにそうだよな。」

取り敢えず、俺はなぎさの話に付き合う。

「大変だったな。」

「うん。」

なぎさは何歳だっけ?」

「今で18。6人の中で一番下いちばんしただよ。」

あかねより年下なのかよ!」

前にも言った気がするが、あかねは俺と同じ20歳だ。

「こんなに話したのは初めて。友達もいなかったし、とても楽しかった。こんな事にはなったけどありがとう。」

もう少しで淡い光は消えていく。

一つだけ、一つだけ聞かないといけないものがある。

なぎさ、ヲルトガルフとは一体誰なんだ?」

「一言で言えば、クソ野郎。無能だけど異常なほどの意地プライドを持つ奴だ。そいつは、ウォーウィン王国の国王。頑張ってね、あけぼのさん。」

「ああ、そうだな。」

そう言ってなぎさが消えた瞬間、周囲の竹藪たけやぶの景色は消え、元の山の景色に戻った。

ああ、終わった。

速くあかねを助けないと……な。

ドキドキ! 異世界質問(設定)コーナー(笑) じゃねぇ!


answer 済みませんが、また休載(?)します。

    ストックが無くなったので、ある程度溜まったら投稿します。

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