纏鎧
「ガハッ……、う、オエェ……」
かなり入ったらしく、渚は唾を吐いた。
「まだだよ。まだ死ねない! あ、アガガガガ!」
すると渚から出ていた蒼いオーラを異常に噴出してきた。
まるで加湿器みたいにだ。
いや、その100倍以上は出ているな。
そう言えば、加湿器買ってなかったな。
戻ったら買うか。
戻れなかったら……、頑張って見つけるか作るか。
加湿器の事を考えていると、渚の方に異変が起きた。
噴出している波動が渚の体に纏わりついて、形を成していく。
俺のあれに似ている。
防御魔法の”防御結界・纏鎧”!
「どう? 僕の奥義。波動魔法 ”波動結界纏鎧・荒波流衛”」
まじか!
波動を纏って、エネルギーの塊の鎧にしてきやがった!
このままだと、更にじり貧になる……
取り敢えず、渚の方に比べたら紙のような物だが……
「防御魔法 ”防御結界・纏鎧”」
幾重にも重ね、防護を上げる。
行くぞ、渚!
「風魔法 ”濃霧生成”」
まずは波動でも消せないような濃霧を発生させる。
また違う方法で目を潰そう。
「石魔法 ”針千本”」
まずは地面から無数の針を飛ばす。
しかし、針は鎧に当たった瞬間、へし折れ、消滅した。
折れた瞬間に消えるものなのか?
「行け! 波動魔法 ”波動砲”」
渚の手に”波動弾”よりも強力な波動+収束され、もの凄い速さで俺に迫ってきた。
「土魔法 ”土竜穴堀”」
俺は自分の足元に穴を開け、一気に落下ちて渚の攻撃を避ける。
代わりに落下した痛みが来たけど……
俺はすぐに這い上がり、渚の方を見る。
渚は這っている地面に向かって、波動を纏った拳を叩きつけた。
「波動魔法 ”波動嵐”」
その瞬間、高エネルギーの波動が渚を中心に解き放たれた。
その高エネルギーの波動は周囲の竹が次々と薙ぎ倒されていく。
「防御魔法 ”結界盾”」
俺は盾を展開して波動を防……
ぐ事が出来ず、俺も吹っ飛んだ。
「炎魔法 ”不死鳥弾丸”」
まぁ、吹き飛ばされたらこっちも吹き飛ばす。
かなり強い”不死鳥の矢”の改良版。
矢の時よりも炎を一ヶ所に集め、一気に放つ。
弾丸は渚の……
足元に当たり、地面が一気に大爆発した。
「ぶっ……」
口とかに土が入ったらしく、唾と一緒に吐き出している。
「特殊魔法 ”瞬間移動”」
俺は渚のすぐ目の前に移動し、渚の顎に本気パンチをする。
確か顎に対してのパンチは衝撃によって脳震盪が起きる。
丁度良く顎の部分に波動が纏っていなかったのが良かった。
「なっ……」
渚はぶっ飛ばされた後、意識が失った。
「まだだ。」
次は手を合わせ、一気に頭にぶつける。
渚の頭にぶつけた瞬間、手に無数の傷が出来た。
手に血が迸る。
「マ、ダダ!」
嘘だろ、こいつ!
意識を失ったまま波動を放ってきた。
こいつの武器は波動魔法だけじゃない。
常人離れした異常な精神力と執着心!
意識を失ってでもだ。
「波動魔法 ”波動レーザー”」
波動は一点に集まり、無数のビームを放ってきた。
すぐに結界盾を展開するが、一瞬にして切断された。
後ろの竹も切り刻まれる。
「波動魔法 ”波動穿”」
次は波動の矢か!
すぐに体を反らして避けるが、どんどんどんどん来る。
「風魔法 ”鎌鼬”、水魔法 ”穿水”、炎魔法 ”不死鳥弾丸”」
取り敢えず、一気に総攻撃だ。
出し惜しみはしない。
「は……ガッ……。ハドウマホウ ”波動流星”」
すると、波動が上空に打ち上げられて無数のビームが落ちてきた。
「雷魔法 ”電磁障壁”!」
渚も、もう限界だろうな。
白目剥いているのに……
「ハ……ドォ……」
このままだと……な。
俺が殺られるな。
すると天啓!
良いことを思い付いた!
一か八かの、だ。
ドキドキ! 異世界質問(設定)コーナー(笑)じゃねぇ!
answer 長い間、投稿しなくて済みません!




