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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
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80/100

纏鎧


「ガハッ……、う、オエェ……」

かなり入ったらしく、渚(なぎさ)は唾(つば)を吐(は)いた。

「まだだよ。まだ死ねない! あ、アガガガガ!」

すると渚(なぎさ)から出ていた蒼(あお)いオーラを異(い)常(じょう)に噴(ふん)出(しゅつ)してきた。

まるで加(か)湿(しつ)器(き)みたいにだ。

いや、その100倍以上は出ているな。

そう言えば、加湿器買ってなかったな。

戻ったら買うか。

戻れなかったら……、頑張って見つけるか作るか。

加湿器の事を考えていると、渚(なぎさ)の方に異変が起きた。

噴出している波動が渚(なぎさ)の体に纏(まと)わりついて、形を成(な)していく。

俺のあれに似ている。

防御魔法の”防御結界(ぼうぎょけっかい)・纏鎧(てんがい)”!

「どう? 僕(つが)の奥(おう)義(ぎ)。波動魔法 ”波(は)動結界纏鎧(どうけっかいてんがい)・荒波(あらなみ)流(りゅう)衛(えい)”」

まじか!

波動を纏(まと)って、エネルギーの塊(かたまり)の鎧(よろい)にしてきやがった!

このままだと、更(さら)にじり貧になる……

取り敢えず、渚(なぎさ)の方に比べたら紙のような物だが……

「防御魔法 ”防御結界(ぼうぎょけっかい)・纏鎧(てんがい)”」

幾重(いくえ)にも重ね、防護を上げる。

行くぞ、渚(なぎさ)!

「風魔法 ”濃(のう)霧(む)生成(せいせい)”」

まずは波動でも消せないような濃(のう)霧(む)を発生させる。

また違う方法で目を潰(つぶ)そう。

「石魔法 ”針千本(はりせんぼん)”」

まずは地面から無数の針(はり)を飛ばす。

しかし、針は鎧(よろい)に当たった瞬間、へし折れ、消滅した。

折れた瞬間に消えるものなのか?

「行け! 波動魔法 ”波(は)動砲(どうほう)”」

渚(なぎさ)の手に”波(は)動弾(どうだん)”よりも強力な波動+収束され、もの凄い速さで俺に迫ってきた。

「土魔法 ”土竜(もぐら)穴堀(あなほり)”」

俺は自分の足元に穴を開け、一気に落下(お)ちて渚(なぎさ)の攻撃を避ける。

代わりに落下した痛みが来たけど……

俺はすぐに這(は)い上(あ)がり、渚(なぎさ)の方を見る。

渚(なぎさ)は這(は)っている地面に向かって、波動を纏(まと)った拳(こぶし)を叩きつけた。

「波動魔法 ”波(は)動嵐(どうらん)”」

その瞬間、高エネルギーの波動が渚(なぎさ)を中心に解き放たれた。

その高エネルギーの波動は周(しゅう)囲(い)の竹が次々と薙(な)ぎ倒(たお)されていく。

「防御魔法 ”結界盾(けっかいたて)”」

俺は盾(たて)を展開(てんかい)して波動を防……

ぐ事が出来ず、俺も吹っ飛んだ。

「炎魔法 ”不死鳥(フィニックス)弾丸(ブレッド)”」

まぁ、吹き飛ばされたらこっちも吹き飛ばす。

かなり強い”不死鳥(フィニックス)の矢(や)”の改(かい)良(りょう)版(ばん)。

矢の時よりも炎(ほのお)を一ヶ所に集め、一気に放つ。

弾丸は渚(なぎさ)の……

足元(あしもと)に当たり、地面が一気に大爆発(だいばくはつ)した。

「ぶっ……」

口とかに土が入ったらしく、唾(つば)と一緒に吐(は)き出(だ)している。

「特殊魔法 ”瞬間移動(テレポート)”」

俺は渚(なぎさ)のすぐ目の前に移動し、渚(なぎさ)の顎(あご)に本気(マジ)パンチをする。

確か顎に対してのパンチは衝(しょう)撃(げき)によって脳震盪(のうしんとう)が起きる。

丁度良く顎の部分に波動が纏(まと)っていなかったのが良かった。

「なっ……」

渚(なぎさ)はぶっ飛ばされた後、意識が失った。

「まだだ。」

次は手を合わせ、一気に頭にぶつける。

渚(なぎさ)の頭にぶつけた瞬間、手に無数の傷が出来た。

手に血が迸(ほとばし)る。

「マ、ダダ!」

嘘(うそ)だろ、こいつ!

意識を失ったまま波動を放ってきた。

こいつの武器は波動魔法だけじゃない。

常(じょう)人離(じんばな)れした異常な精神(せいしん)力(りょく)と執着(しゅうちゃく)心(しん)!

意識を失ってでもだ。

「波動魔法 ”波動レーザー”」

波動は一点に集まり、無数のビームを放ってきた。

すぐに結界盾(けっかいたて)を展開するが、一瞬にして切断された。

後ろの竹も切(き)り刻(きざ)まれる。

「波動魔法 ”波(は)動穿(どうせん)”」

次は波動の矢か!

すぐに体を反(そ)らして避(よ)けるが、どんどんどんどん来る。

「風魔法 ”鎌(かま)鼬(いたち)”、水魔法 ”穿水(せんすい)”、炎魔法 ”不死鳥(フィニックス)弾丸(ブレッド)”」

取り敢えず、一気に総攻撃(そうこうげき)だ。

出(だ)し惜(お)しみはしない。

「は……ガッ……。ハドウマホウ ”波(は)動(どう)流星(メテオ)”」

すると、波動が上空(そら)に打ち上げられて無数(いくつも)のビームが落ちてきた。

「雷魔法 ”電(でん)磁(じ)障壁(バリア)”!」

渚(なぎさ)も、もう限界だろうな。

白(しろ)目剥(めむ)いているのに……

「ハ……ドォ……」

このままだと……な。

俺が殺られるな。

すると天啓(てんけい)!

良いことを思い付いた!

一か八かの、だ。

ドキドキ! 異世界質問(設定)コーナー(笑)じゃねぇ!


answer 長い間、投稿しなくて済みません!

     

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