波動魔法
「波動魔法 ”波動捻れ”」
俺は波動魔法を紙一重で躱す。
あの技は単純だが、異常な範囲だからな。
パッと見、約10M✕10Mぐらいだな……
ちなみに深さも10Mぐらい。
一種のエネルギー爆弾かよ!
「風魔法 ”鎌鼬”」
俺は足から風の刃を放つ。
「ん、スゴイ。」
しかし、すぐに避けられた。
案外、速い!
しかも、すぐにこちら側に近づいてきた。
「土魔法 ”土人形衝撃”」
俺は周囲の土を魔法で集め、土人形を作り出す。
その土人形の掌を渚に叩きつける。
「波動魔法 ”波動結界”」
その瞬間、渚の周囲に蒼い結界が張られ、土の手が崩れ去った。
やっぱ、エネルギー攻撃・防御みたいな感じだな。
渚は言っていたけど。
「一筋縄じゃ、行かないね。」
「当たり前、もう少し本気で行くよ。波動魔法 ”波動拳”」
すると渚の拳に波動魔法が掛かった。
oh~、痛そう、いや、絶対痛い。
その瞬間、右ストレートが顔面付近にやって来た。
スッゲ、速!
フォームはボクシングじゃない。
空手に近いフォーム。
「石魔法 ”石壁”」
「波動魔法+拳 ”波動左ストレート”」
咄嗟に石の壁を出すが、渚の左パンチで一気に破壊された。
凄いパワーだ……
すると、渚の手に纏わりついていた波動が石壁の破片に掛かる。
「波動魔法 ”波動纏”」
その破片は弾丸の様に俺の体に突き刺さり、貫いた。
すぐに回復魔法が発動し、傷は回復する。
うん、こりゃキツい。
何か少しずつ関西弁になっていく……
何でだろう……
まぁ、そんな事は置いといて……
俺は茜に回復魔法(永続的)を掛けているから、体力的にはキツいな。
茜が回復すればする程、体力が磨り減っていくな。
「炎魔法 ”紅炎ノ矢”」
俺は炎の矢を一気に放つ。
「波動魔法 ”波動盾”」
しかし渚は手を前方に翳した瞬間、炎の矢は白い煙を出した後、消えた。
効かないか、これ。
大体は防がれ、消されと中々効かないな。
「行くよ、僕の力。波動魔法 ”波動引き寄せ”」
その瞬間、自分の周囲の地面ごと渚の方向に引き寄せられた。
広範囲の吸引!
「波動魔法+拳 ”波動ミドル”」
渚に(強制的に)近づいた瞬間、脇腹に強烈な蹴りがやって来た。
俺はどうすることも出来ず、吹き飛ぶ。
もちろん、波動魔法つきだった。
唯一、空手のとかの武術の有段者じゃないのが助かった。
「あくまで習いたて、っと言う感じかな。」
「凄いね、僕の少しの攻撃でそこまで見透かすの?」
「まぁ、天才とは言われていたからな。」
「それは凄いね。」
さてと、どう攻略するか。
強い攻撃・防御の両方と異常な範囲。
まずは……
「水魔法 ”水弾”」
まずは手から小さな水の弾丸を発射する。
弾丸と言うより、ビームかな。
そんなものを渚に無数に放つ。
「波動ま……、速すぎる!」
流石に速すぎたのか、”波動結界”、”波動盾”も発動できていない。
このままで攻め続けるか。
勝たないといけないからな、茜の方へ行かないとな。
「液体魔法 ”メタクリル・酸弾”」
手の中にある液体を一ヶ所に溜め、渚に爆散させる。
「くっ……」
だが、渚は膝をガクッと落とし、酸の一撃を躱した。
うっわ、自分でやったけどかなりエグいな。
酸を浴びせようとしたからな。
しかも一様、劇物指定の物なんだよな。
だけどもう一つ仕掛があるんだよな。
さっき放った酸の中央にもう一つの酸を仕込んだ。
「解き放て。液体魔法 エタクリル・酸弾」
膝を落とした渚に向かって、もう一つの酸弾を浴びせる。
「うっ……!」
確かこのメタクリル酸とエタクリル酸はある生物が使うんだっけ。
「メタクリル酸、まっ、人間の皮膚には効果ないけど。一種の怯ましだ。」
あ、思い出した。
マイマイカブリだっけ、カタツムリ食べる奴。
「もっと波動を高めないと。」
ドキドキ! 異世界質問(設定)コーナー(笑)
No.15 渚の好きなアイスの味
answer レーズン、イチゴ味




