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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
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76/100

シャボン


俺はかなり遠くまで吹き飛ばされたな。

「僕(つが)はシャボン。あなた、朱鷺(とき)丸(まる)を殺しに来ました。」

「物騒(ぶっそう)だな、シャボン。」

シャボンと言う奴は茜(あかね)と同じくらいの身長で水色の髪(かみ)、+立(りっ)派(ぱ)なアホ毛。

案外、小さ……

いや、茜(あかね)は175あるから、かなり大きい方か?

そして顔は茜(あかね)と似ているな。

でも歳は茜(あかね)より下かな?

すると、シャボンはポケットから小さな巻物(まきもの)を取りだし周(しゅう)囲(い)に覆(おお)った。

あれは、忍(しのぶ)の”誘(いざな)い絵(かい)画(が)の術”!

それによって山の景色から竹藪(たけやぶ)の景色に変わった。

「シャボンもヲルトガルフの指示で来たのか?」

「うん、僕(つが)もそうだよ。」

さっきから思ったんだが、一人(いちにん)称(しょう)が僕(つが)!?

始めて聞くな……

「僕(つが)は話すのが苦手だ。さっさと始めるよ。」

「ああ、分かった。」

あいつの武器は”波(は)動(どう)魔(ま)法(ほう)”だろう。

だが、魔法の内容(カラクリ)が分からない。

炎魔法とか、水魔法とかの分かりやすいものでは無い。

例えるなら……分からねぇ!

よくよく考えたら俺、かなり派手(はで)な技しか撃ってないな!

「行くよ。波動魔法 ”波(は)動捻(どうねじ)れ”」

その瞬間、凄い背(せ)筋(すじ)が凍(こお)った。

「特殊(とくしゅ)魔(ま)法(ほう) ”瞬間移動(テレポート)”」

テレポートした瞬間、俺がいた地面は大きな穴(あな)が出来ていた。

出来たと言うか抉(えぐ)れたな、何かの力によって……

取り敢えず、波動魔法の複写(コピー)を……

そうすれば理由(カラクリ)を分かることが出来る!


<魔法の複写(コピー)が妨害(ぼうがい)されました。>


フォアッツ!

何でや!

「これは僕(つが)の波動魔法だよ。これは僕(つが)の唯一(オリジナル)の武器(ウェポン)。王(おう)羽(ば)さんの様な技術も無いし、忍(しのぶ)さんの様な忍(にん)術(じゅつ)も無い。」

そしてシャボンは片手を挙げるような構(かま)えを取る。

「この天性(てんせい)の武器であなたを殺す。」

それは止めて欲しい。

「波動魔法 ”波(は)動捻(どうねじ)れ”」

「防御魔法 ”反射盾(はんしゃたて)”」

まずは防御してみると……

その瞬間、盾を張った部分が暴発(ぼうはつ)した。

しかもかなりデカイ爆発だ。

なるほど、良く分からん!

まずは攻撃するか。

攻撃特(こうげきとっ)化(か)なら防げないからな。

やりたくはないが……

「水魔法 ”穿水(せんすい)”」

水の矢を一気に手から放つ。

「波動魔法 ”波(は)動結界(どうけっかい)”」

すると水の矢は見えない障(しょう)壁(へき)によって防がれた。

ま・じ・か・!

「嘗(な)めないで。波動は魔(ま)力(りょく)のエネルギーを十二分に引き出すもの。僕(つが)はエネルギーを自由自在に操る事が出来る。」

何か波動魔法の理由(カラクリ)を暴露(ネタバレ)したぞ……

馬鹿(ばか)なのか!?

流石(さすが)に動揺(どうよう)してしまった。

それよりも……

「そもそも魔力って何だ?」

「へっ……」

俺には魔力と言う概念(がいねん)は持っていない。

魔法を使うには自分の体力を使うんだけどな……

「ぬぬぬ、魔力と言うのは普通の人間(ひと)にも存在するエネルギーの様な物で……。魔力の所持量(いれもの)が大(おお)ければ、強い魔法を撃てたり出来るんだ。」

そうなんだ。

知らなかった!

「もしかして”全(ぜん)知(ち)の書(しょ)”の力(パワー)の影(えい)響(きょう)か?」

俺ら二人は首を傾(かし)げた。

敵同(てきどう)士(し)なのに、だ。

「そう言えば、シャボンって本名か? 見た目は日本人だが……」

「ん~ん、僕(つが)の本名は水(みず)城(き) 渚(なぎさ)。シャボンは暗号名前(コードネーム)。」

やっぱり。

しかも名前も茜(あかね)と同じ様な、中(ちゅう)性的(せいてき)だ。

「そう言えば、あのメガネもお前、渚(なぎさ)の仲間か?」

「うん、剣聖(けんせい)さんの事だね。あの人は僕(つが)より強いよ。」

まじか、茜(あかね)は大丈夫なのか……

武器を自由自在に操る事は出来るが……

「じゃ、茜(あかね)の所に戻るね。」

「いや、駄目(だめ)だよ。」

「ですよね、そうですよね。」

「うん、何となくだけど分かってた。」

「「アハハハ」」

二人で笑(わら)ったけど、敵相手に何やっているんだろう。

すぐに無(む)表情(ひょうじょう)で向き合う。

「行くぞ、渚(なぎさ)。」

「来てよ、朱鷺(とき)丸(まる)さん。」

ドキドキ! 異世界質問(設定)コーナー(笑)


No.14 錬聖(れんせい)の好きなアイス味


answer クッキークリーム、キャラメル

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