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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
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69/100

飛竜強襲


「やり過ぎじゃないか。」

「僕もそう思う……」

一体、どう片(かた)付(づ)ければいいのだろうか。

まずは氷(こおり)漬(づ)けにされた奴らを亜(あ)空間(くうかん)に放(ほう)り込(こ)んで、氷を解凍(かいとう)するとしよう。

「熱(ねつ)魔(ま)法(ほう) ”上(じょう)空熱風(くうねっぷう)”」

俺は魔法で上空から熱を与(あた)えて氷を一気に溶(と)かす。

「済まない、朱鷺(とき)丸(まる)。」

「気にすんな。」

凄い冷(れい)気(き)で凍(こお)らせたのは想定外(そうていがい)だったけど。

さて、次の奴は……

すると、何かが上から迫(せま)ってきた!

しかもデケエ!

約3M(メートル)ほどか。

「デッカ!」

「防御(ぼうぎょ)魔(ま)法(ほう) ”物(ぶつ)理(り)結界(けっかい)の盾(たて)”」

俺はすぐに結界(けっかい)の盾で防ぐ。

突撃してきた奴は何と討伐(とうばつ)依(い)頼(らい)の対(たい)象(しょう)の飛(ひ)竜(りゅう)だった。

「朱鷺(とき)丸(まる)!」

「主(あるじ)!」

「安心しろ、二人とも。」

俺は結界(けっかい)の盾(たて)を反(そ)らし、飛(ひ)竜(りゅう)を地面に叩(たた)き着ける。


<ワイバーン> B 階級(クラス)

二つの翼(つばさ)がより発達した竜

竜の中で空(くう)中(ちゅう)戦(せん)に適(てき)している


かなり強いな、この竜。

「茜(あかね)、行くぞ。」

「分かってるよ~!」

相手は竜だが、コツを掴(つか)めば簡単(かんたん)に倒(たお)せる。

「茜(あかね)、ワイバーンの翼(つばさ)を狙(ねら)え。」

「OK!」

竜の弱点は翼(つばさ)だ。

そこが一番脆(もろ)いのだ。

「弓スキル ”落日(らくじつ)”」

「炎魔法 ”穿炎(せんえん)”」

俺らは両(りょう)翼(よく)を一気に潰(つぶ)して、間(ま)近(ぢか)に迫(せま)る。

俺は電気を手に溜(た)めてワイバーンの頭を掴(つか)む。

「電気魔法 ”感雷(かんらい)”」

一気に致死(ちし)レベルの電流を頭に流す。

「ガアァァァ!!」

ワイバーンは夥(おびただ)しい血と断末(だんまつ)魔(ま)の声を吐(は)いた後、倒れた。

「流石(さすが)ぁ~。」

「もう入れるぞ。」

未だに痙攣(けいれん)しているワイバーンを異(い)空間(くうかん)に放(ほう)り込(こ)む。

あと半分で終わるな。

さっさと終わらせよう。

そんなことを考えているとデカイお腹(なか)の音が聞こえてきた。

「ん~、腹(はら)減(へ)った~。」

「そう言えば昼食(ちゅうしょく)抜(ぬ)いていたな。軽く作っておくよ。」

また異(い)空間(くうかん)を開き、鍋(なべ)とお玉を出す。

「何がいい?」

「ん~、肉ぅ!」

「分かった。」

肉は……あまりまくっている鷲(わし)と蛇(へび)の肉でいっか。

ハーブは足元にあった雑草(ざっそう)。

半分嘘(はんぶんうそ)ですよ。

「調(ちょう)理魔(りま)法(ほう) ”五味(ごみ)変(へん)化(か)”」

雑草の五味(ごみ)を色々調節(ちょうせつ)して、即席(そくせき)ハーブを作り上げた。

ちなみに五味(ごみ)は旨(うま)味(み)、苦(にが)味(み)、酸(さん)味(み)、甘(あま)味(み)、塩(えん)味(み)の五つ。

でも、辛(から)みも調節出来るんだよな、これが。

今回の即席(そくせき)ハーブは……曙(あけぼの)試(し)作一号(さくいちごう)と名付けよう。

「これから調理を始めるぞ。」

まずは鍋に水を入れ、肉を放(ほう)り込(こ)む。

次に試(し)作一号(さくいちごう)を入れて、蓋(ふた)をする。

ハーブは少し辛くしている。

そして鍋を熱して完成(かんせい)!

「タイ風(ふう)肉(にく)の水(みず)煮(に)の完成。」

「わ~い!」

ちょっとは辛いが美味しいだろう。

「うむ、辛(から)いが旨(うま)いナ。」

「変わった風(ふう)味(み)、とても良いな。」

うん、足元に生(は)えてた雑草(ざっそう)で味付けしたんだけどな。

少し黙(だま)っておこう。

30分ほどで食事は終わった。

さて、討伐(とうばつ)依(い)頼(らい)を……

「主(あるじ)よ、危なイ!」

すると山の斜面(しゃめん)が崩(くず)れて、崖崩(がけくず)れが起きた。

「みんな、こっちに来い! 防御魔法 ”空間遮断結界(くうかんしゃだんけっかい)”」

俺は大(だい)規模(きぼ)な結界(けっかい)を周囲に張(は)り、崖崩れを防いだ。

防いだといっても自分達の周囲だけだ。

もしかしたら、下に……

「下に降りるぞ。この崖崩れで誰かが埋まったかも知れない。」

「分かった! 廣丸(ひろまる)と凛雪(りんせつ)は先に行ってきて!」

「うむ。」

「了解ダ!」

俺は結界を押し上げて、土(ど)砂(しゃ)を上部に吹き飛ばす。

「よし、向かうぞ茜(あかね)。」

「分かってるよ、僕も先に行ってるね。」

茜(あかね)はそう言って急(きゅう)斜面(しゃめん)を駆けていった。

俺は追いかける前に、軽く結界を操ってこれ以上崩(くず)れないように設計(せっけい)しておく。

さて、急いで行くとしよう。

流石(さすが)に茜(あかね)たちのように駆けるのは無理だ。

普通に怖(こわ)い。

斜面(しゃめん)に足をしっかり付け、滑(すべ)るように降りる。

靴底(くつぞこ)が擦(こす)れるが……気にしない!

「どうだ!?」

「大変だよ、一人の冒険者(ギルダー)が埋(う)もれているよ!」

「本当か!」

俺はすぐに駆(か)け寄(よ)り、その人の所に向かう。

水色の頭と小さな手だけしか見えない。

側にはもう一人の冒険者(ギルダー)

「待ってろ、急いで助け……」

その瞬間、全身に強い衝撃が走って後ろに仰(の)け反(ぞ)った。

「朱鷺(とき)丸(まる)! どうした……」

痛む体を押さえて茜(あかね)の方を見ると、体に刀が突(つ)き刺(さ)さっていた。

すると、あの水色の冒険者(ギルダー)はあの土砂から抜け出していた。

「波(は)動(どう)魔(ま)法(ほう) ”波(は)動弾(どうはじ)き”」

すると水色の冒険者(ギルダー)の指に青い光が溜(た)まっていき、こちらに放ってきた。

「回復(かいふく)魔(ま)法(ほう) ”緊(きん)急(きゅう)回復(かいふく)加護(かご)”! ”永続回復(えいぞくかいふく)加護(かご)”!」

二つの魔法をすぐに茜(あかね)に放ったが、その瞬間遥(はる)か彼方(かなた)に吹き飛ばされた。

何だ、この二人は……

ドキドキ! 異世界質問(設定)コーナー(笑)


No.8 忍の好きな虫


answer タランドゥスオオツヤクワガタ、ディディエールシカクワガタ、

     虹色(にじいろ)クワガタ、大クワガタ。

     ちなみに全部飼育している。     

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