温泉!
「ふうぅぅぅ……」
46℃の熱さには最初は吃驚したものの、馴れれば気持ちいいな。
「初めての温泉であル。」
「余もそうだ。」
二人(?)は初めてなのか。
取り敢えず、溺れないように気を付けよう。
「いつ振りだっけ、温泉に行ったのは。」
「死ぬ1ヶ月ぐらい前だな。友達と一緒に行った、静岡旅行で熱海温泉以来だ。誰と行ったんだ?」
「劉爾と達ちゃん、チギリン、雪豹、そして朱鷺丸と僕。」
「流石です。」
順番に躑躅森 劉爾、蟻生 達幸、千切 凛斗、雪丸 豹英、俺、茜だ。
劉爾、達幸、凛斗、豹英は現代の時に同じ大学だった友達だ。
茜と同じ、気の合う仲間だった。
あいつらは今、何をしているのかな。
「朱鷺丸よ、余の眷族たちも呼んでいいか?」
「他の人たちに迷惑が掛からないのならば、いいぞ。出来れば小型犬サイズで。」
「ねぇ、次の場所に行こ!」
呼ぶ前に別の場所に移動させるか。
「次はブルードラゴン温泉かな。移動するとしよう。」
「OK!」
俺らは一先ず、外に出て次の温泉に向かう。
舗装された道を進んで次の温泉に行くと、先客が来ていた。
あのヤンキー風の三人組だ。
「あ、さっきの!」
「うげ……」
「気にしちゃ負け。」
俺はあいつらから、少し離れて温泉に入る。
ブルードラゴン温泉、和名は青龍温泉か?
この温泉の効果は睡眠改善らしい。
……、特に無いな。
「眷族召喚」
ボーッとしていると、凛雪が眷族を呼び出してきた。
しっかり、チワワぐらいのサイズで。
「うっわ、めちゃくちゃ出てきた。」
ひい、ふう、みい……、十匹以上はいるな。
「眷族たちよ。公共のルールを守って、楽しんでくれ。」
ワーオ、狼が公共のルールを守るように言ってらぁ。
「凛雪は学校で言う、生徒会長みたいな物だねぇ。」
「その姿が思い浮かんでしまう。」
軽くユラユラしておこう。
「そう言えば、君たちは冒険者?」
「ああ、そうだけど。文句があるのか?」
「誰も文句は言ってはないのだが。」
「火に油を注いでいるよ、朱鷺丸。」
わざとでは無いんだ。
つい、うっかりと。
「朱鷺丸よ、少しいいか?」
「ん、いいぞ。」
凛雪は(小さかったから)犬掻きでこちらに来たあと、隣に座った。
「何故、余と戦っていた時にルビーの球を使ったんだ? 他にも色々と有ったはずだが。」
「あれの事か。あれは初見の技で倒した方が一番早く終われると思ったからだ。後は弱点の効力。凛雪は見ての通り、氷の属性。だからポ○モンの様な感覚でやっただけだ。」
俺は少し伸びた後、話を続ける。
「神格の条件の真魔宝石の摂取で属性ごとに違うものが必要。多分、凛雪の場合はサファイアだろう。和名が”蒼玉”。ちなみに、ルビーの和名は”紅玉”。名前から大体、属性の種類を考察するのは簡単だ。ただ自分の頭脳で一番安全に、確実に倒せるように考えて実行しただけだ。」
「そうなのか。」
だいたい、こんな物かな。
あとルビーが一番、炎魔法の能力を受けやすいからな。
「君たちの名前は何だい? 僕は茜。」
まだ話していたんだ。
「俺はハルモト・キッカワだ。あっちが、カゲタカ・コハヤカワ、向こうがモトタカだ。俺らはジャッパ王国出身だ。」
「ジャッパ王国ぅ~?」
ジャパンかよ。
そして、三人の名前が戦国武将の毛利三兄弟に似ているな。
毛利隆元、吉川元春、小早川隆景。
偶然か……?
ドキドキ! 異世界質問(設定)コーナー(笑)
No.6 茜の趣味
answer 怖いyoutube・ゲーム、スポーツなど




