オイター王国
「入国金は一人、10Gだ。魔物は……って、エエェ!!」
そうだよな……
蒼王狼こと、凛雪とトールタイガーこと、廣丸を連れているからな。
「何Gだ~?」
「えっ……。一匹、15Gです……」
俺らは無事に何とか入れた。
<オイター王国>
幾つもの温泉を所有する観光王国。
医療技術もかなり優れていて、通称、”聖十字治療軍国”。
「門番が戸惑っていたが……」
「凛雪殿ヨ。毎度の事になると思うゾ。気にしてはいけなイ。」
廣丸たちは上手くやっているのか?
「宿はどうする?」
「魔物も入れる様な宿が良いな。あと、温泉付き。」
「となると、一番大きいのがいいね。」
10分ほど歩いたあと、一番大きい宿に着いた。
宿と言うか……、一種の旅館だな……
しかも高級そうな感じだ。
「まぁ、お金はあるからいっか。」
「そうだね~」
俺らはその旅館の魔物が入れる一番高級な部屋を借りて、中に入った。
中は現代の高級旅館の部屋のままだ。
熱海の方で見たことある様な部屋だ。
「おお広いナ。」
「確かにそうだな。庭までついてあるのか。」
「高い分だけあるな。」
「うん! そうだよね!」
温泉は山の麓に幾つも存在するらしい。
最近、腰や肩が痛むしな。
「料理が来るまでに温泉でゆったりするとしよう。魔物も入れる場所もあるみたいだし。」
「じゃあ、行こうか! 浴衣もあるから、それを着て行こ!」
「ハイハイ。」
浴衣は縞縞の模様。
現代の浴衣じゃないか。
俺らは廣丸と凛雪を連れて旅館を出た後、山の方向に進む。
温泉の道筋は看板に書かれていたので、その道を進んだ。
約5分ほどで着いたが、とても道が混んでいる。
やっぱり人気なんだな~。
そうだった、観光王国だからか。
「おい、お前らの飼育している奴が邪魔だぞ!」
「ああ、済まないな。」
軽くボーッとしていると、後ろから怒声が飛んできた。
後ろを見るとヤンキー風の男3人がこちらにガンを飛ばしてくる。
この世界にもヤンキーみたいな奴もいるのか。
「凛雪、廣丸、小さくなれるか?」
「余は出来るが……、廣丸殿は出来ないであろう。その問題はどうするのだ?」
「それは朱鷺丸の”獣人変化”を使えば良くない?」
「それだ。」
俺は魔法を使って、廣丸の周りに煙が発生して、人の姿にさせる。
いつもの虎柄の羽織を着た男が煙に出てきた。
ちなみに凛雪は小型犬ぐらいの大きさになった。
「おお、スゲー!」
「これならば問題ない。」
めんどくさい事は確実に避けたい。
さて、温泉を早く入りたい。
「温泉料金は一人5G、魔物は一匹10Gです。」
「分かった、30Gだ。」
「あれ!? 5G多い……」
「気にしないでくれ。」
受付の人に代金を渡した後、地図を貰う。
約25種類の温泉があるらしい。
温泉王国の大分県も吃驚だ。
まずは脱衣所に行ってタオル一枚の姿にする。
廣丸は凛雪の力で、同じ小型犬ぐらいの大きさになる。
「やっぱり、凄いね。」
「流石、神格の持ち主だ。」
「気にすることは無い。」
俺らは二人を担いで、地図に記してある道を進む。
「最初は一番近い所でいいか?」
「うん、それでいいんじゃない?」
最初の温泉は”キーロック温泉”。
和名は鍵錠温泉か?
全身の筋肉の弛緩を柔らかく出きる様になるらしい。
「あ、あれじゃない?」
茜が指差す方向には確かに、温泉があった。
しかし、湯の表面に何かが浮いている。
錆色の湯葉みたいのが浮いている。
「何だ? この湯葉みたいな物は。」
「主、これはこの温泉の成分が固まって薄くなった物だゾ。」
「なら、いいんじゃない?」
「そうだな。」
取り敢えず、湯の中に足を入れ……
「あっちー!!」
湯の温度……、約46℃……。
約一ヶ月間、無断に投稿を中止して…済・み・ま・せ・ん・!
ちょっと色々あって……
うん、見ていない間に何かブックマーク登録などしてくれて、ありがとう!
この数字を見ながら、ご飯を三杯食べれるぜ!
本当にありがとう!




