↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
PR
64/100

誇り高き蒼王


「お疲れ様!」

「うん、そうだな……」

俺らは蒼王狼(ブルーキングウルフ)と戦い、何とか勝利する事が出来た。

恐(おそろ)ろしいほど強かったけど。

「余の負けだ……。潔(いさぎよ)く煮(に)くなり、焼(や)くなり好きにするが良い。」

そんな大(おお)袈裟(げさ)な……

そもそも、血の匂いにやって来た蒼狼(ブルーウルフ)を倒していた所、蒼王狼(ブルーキングウルフ)が来たから戦っただけなんだけど……

「茜(あかね)、どうするべきだと思う?」

「ん~、出来れば仲間にしたい。だけど容(よう)易(い)でも無いし、仲間にしたら廣丸(ひろまる)の立場(たちば)が危(あや)うくなる。」

「確かにそうだな……」

そう話していると廣丸(ひろまる)がこっちに近づいてきた。

「我の事は気にしなくて良イ。むしろ、蒼王狼(ブルーキングウルフ)が仲間になってくれると強力な戦闘員(せんとういん)となル。」

確かに廣丸(ひろまる)の言う通りだ。

神格(しんかく)の戦闘員はとても貴(き)重(ちょう)だ。

廣丸(ひろまる)の意見を採用(さいよう)するとしよう。

「茜(あかね)、廣丸(ひろまる)の意見でいいな。」

「うん! そうしよっか!」

俺は蒼王狼(ブルーキングウルフ)に近づき、手を翳(かざ)す。

「では、好きにしてもらう。俺たちの仲(なか)間(ま)になってくれないか? 貴方(あなた)の様にとても強い魔(ま)物(もの)をそのままにしておくのが勿体(もったい)ないからな。」

「……。余は神格の保持者。気(け)高(だか)き氷(ひょう)雪(せつ)の蒼狼(そうろう)である。」

駄目(だめ)なのか……。

「だが、この神格としてのプライドを捨(す)て去(さ)って貴(き)君(くん)の配(はい)下(か)になろう。貴君とならば、その雷(らい)虎(こ)の様に強くなれる。」

「契約成立(けいやくせいりつ)だね、朱鷺(とき)丸(まる)。」

「ああ。」

意外にあっさりと出来たな。

「よろしく頼む。朱鷺(とき)丸(まる)、茜(あかね)、廣丸(ひろまる)。」

「こちらこそ。」

「よっろしく~!」

俺らは強力な仲間を手に入れる事が出来た。

まさか、端(はた)から見れば怖い面(めん)子(つ)たちだけど。

俺らから見たら可(か)愛(わい)い奴らだけど。

「そう言えば、蒼王狼(ブルーキングウルフ)の名前はどうする?」

「廣丸(ひろまる)の時は俺が名前を付けたからな。今回は茜(あかね)が付けたら良いと思うが。」

そうなのだ。

廣丸(ひろまる)の時は俺が名前を付けたのだ。

由(ゆ)来(らい)は……、特に無いな。

単(たん)に最初に思い付いた漢字が”廣”だったからな。

”丸”は俺の名前の”朱鷺(とき)丸(まる)”から付けた。

そんな所かな、廣丸(ひろまる)の場(ば)合(あい)は。

「思い付いた~! 名前は”凛雪(りんせつ)”にしよう!」

「めちゃくちゃ華美(かび)な名前だな……」

「”凛雪(りんせつ)”! とても気に入ったぞ!」

気に入ってもらって良かった。

「由(ゆ)来(らい)は?」

「最後の技に”氷(ひょう)雪凛(せつりん)・蓮華(れんげ)晶(しょう)”ってのがあったじゃん。そこから捩(もじ)って。」

「よく覚えていたな。余でも忘れるのに。」

それはアカン。

「茜(あかね)は記(き)憶(おく)力(りょく)が良いからな。3つの英(えい)和(わ)辞(じ)典(てん)を一言(いちごん)一(いっ)句(く)、全て覚えている。俺の唯一武器(オンリーウェポン)がIQ攻撃なら、茜(あかね)は映像(えいぞう)記(き)憶(おく)能(のう)力(りょく)だな。」

取り敢えず、軽く話してオイター王国に向かう。

「そう言えば凛雪(りんせつ)ってデカイよね。廣丸(ひろまる)ぐらいの大きさになれない?」

「無(む)茶(ちゃ)を言わすな……」

「ああ、出来るぞ。神格(しんかく)の保持(ほじ)者(しゃ)や、それに近いものは小さくなったり出来る。」

すごっ……!

凛雪(りんせつ)は体から煙(けむり)を出して廣丸(ひろまる)ぐらいの大きさになった。

「これでいいか?」

「すっげぇ!」

語彙(ごい)が無くなりそうなほど、凄いな。

「さて、オイター王国に向かうか。」

「ハッ……、我も行かなけれバ。」

俺は廣丸(ひろまる)に、茜(あかね)は凛雪(りんせつ)に跨(また)がってオイター王国に向かって走った。

オイター王国に行くには黒翼山(こくよくざん)を越えないと行けないのだが、凛雪(りんせつ)と茜(あかね)の二人組は黒翼山を飛び越えて行ってしまった。

「ナ……」

「無茶しなくてもいいからな。あいつらが凄すぎるだけだから……。」

そうさ、俺らはゆっくりと行こう。

でも廣丸(ひろまる)は山の斜面(しゃめん)を駆け上がっていく。

新しいライバルが出来て、追い付くために急いでいるんだな。

一番成長する時は人(?)それぞれだが、慌(あわ)てずに少しずつだからな。

あとで特訓(とっくん)の相手でもしようか。

温泉(おんせん)に入ったあとだけど。

俺らは一時間かけて、何とかオイター王国の門の前に着いた。

茜(あかね)たちはしっかり待ってくれた。

辺りはもう暗くなっているな。

さあ、早く中に入ろう!

ドキドキ! 異世界質問(設定)コーナー(笑)


No.5 朱鷺(とき)丸(まる)の趣味


answer 図書館巡り、旅行、睡眠、ヨガストレッチなど

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。