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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
62/100

氷帝・蒼王狼


何だよ、あれは……

更にパワーアップしたのか!?

「まさカ!? 神格しんかく加護かご覚醒かくせいさせたのカ!」

「何それ~。」

廣丸ひろまる、何だその加護の覚醒とは。」

「長くなるが……、そもそも神格の加護をるのに必要なのは何か分かるカ?」

「いや、よく分からないな。」

「全部で四つあル。単純たんじゅん戦闘せんとうりょく、強力な適正てきせい魔法まほう、最後に一番重要じゅうようなのは適正属性てきせいぞくせいの”しん宝石ほうせき”の摂取せっしゅ、そして適応てきおうダ。最後のでふるいけられル。」

そう話していると、一瞬で蒼王狼ブルーキングウルフが目の前に来ていた。

話している間に……

「防御魔法 ”防御結界・てんか……”」

「氷魔法 ”吹雪ふぶきれき”」

俺が結界をる前に大量の氷のつぶてが俺らにそそいだ。

一つのつぶてで後方に飛ばされる。

何て威力いりょくだ……

しかも、俺が継続して使っていた”かげかわずした”まで解かれている。

りょく形成式神けいせいしきがみ ”流颯りゅうりゅう氷下魚こまい”」

すると、蒼王狼ブルーキングウルフは小さな魚の大群を作り出し、周囲にただよわせる。

あるじヨ、さっきの続きダ。しん宝石ほうせきとは宝石に魔力がまった、宝石ほうせきに更に魔力がつのって出来たものがしん宝石ほうせきになル。だが、膨大ぼうだいな魔力を一気に摂取すると体が耐えきれなくなって、死ぬ。たまにだが、耐えれる者もいル。そうした、運の強い奴で条件を満たした者だけが神格の保持者になれる。更に強力な魔力と強さを得れる。」

「よく知っているねぇ。」

「我のおお叔父おじが神格を授かっていたのダ。我が子供の時によく聞かされたからナ。」

廣丸ひろまる家系かけいってどうなっているんだ?

いや、まずは蒼王狼ブルーキングウルフをどうにかしよう。

け! 余の式神しきがみたちよ!」

蒼王狼ブルーキングウルフごえによって大量の小魚が襲いかかってきた。

よく見ると、一匹一匹にこおりきばするどうろこがあるな。

かすっただけでも怪我けがしそうだ。

朱鷺ときまる合体技がったいわざをやるよ!」

「いきなり何だ? まぁ、いい。俺とあかね、何年親友しんゆうやっていると思っているんだ。」

「だよね! 僕の親友マイ・ベスト・フレンド。」

あかねは剣をおうぎに変えて、構える。

俺も連動し、魔法をはなつ準備をする。

「扇スキル ”天狗てんぐ旋風せんぷう”」

「炎魔法 ”豪炎ごうえんうず”」

あかねの放った旋風は小魚たちを上空に追いやる。

そして、旋風のすじ沿って俺の炎が小魚たちをくす。

更に!

「”ボルトリング✕20”!」

俺たちの攻撃をって廣丸ひろまるの電気の輪が無数に蒼王狼ブルーキングウルフに襲いかかる。

多少は当たって欲しい……、いや、当てさせる!

俺らは瞬時に以心伝心アイ・コンタクトをし、一気に詰め寄る。

「槍スキル ”宝蔵院ほうぞういん十字じゅうじこう”」

「雷魔法 ”雷電らいでんとう”」

俺は左側、あかねは右側をく。

その後に廣丸ひろまるの電気の輪が直撃ちょくげきする。

ようやくダメージを与えれたか!?

「氷魔法・神格しんかく奥義おうぎ ”永久えいきゅう凍土とうど凍結とうけつ零度れいど境域きょういき”」

その瞬間、俺らの周囲に巨大な氷の壁が出来でき、壁と壁の間に閉じ込められた。

外から見たら、巨大な氷のドームなんだろうな。

「この中なら余の絶対ぜったい領域りょういき。この中では一分ごとにどんどん気温が下がっていく。余には寒さに耐性があるから効かないが、お前たちは苦しいだろう。」

せこいぞ、こいつ。

朱鷺ときまる! この氷を溶かしてよ!」

「難しいぞ、これは。この量は俺でもキツい。壁を溶かすのに力を使うのは時間と体力的に持たない。ここは……、一気に片付けるしかない。」

「マジか~……。」

俺の予測だが、あいつは氷以外に冷気をも操るだろう。

炎は火力で負ける、水、土、風、氷は論外ろんがいだな。

氷や冷気に影響が起きなくて、強力な魔法。

でも、まずは……

「火魔法 ”譲与じょうよねつ”」

俺とあかね廣丸ひろまるあたたかい空気を纏わせる。

これなら、少し、本当に少しの間だけ冷気にえれる。

「さぁ、来るといい。今なら楽にやってやろう、けがれし者共よ。」

本当マジでいっくぜ~!」

「ああ、本当マジでな。」

ドキドキ! 異世界質問(設定)コーナー(笑)


No.3 あかねに彼女はいるのか? 


answer 今はいません。

     昔はいましたが、価値観の違いで別れています

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