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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
51/100

美しき水晶

51話目だ~!


「メリケンサック・スキル ”鋼破こうは”」

水晶の壁はあかねの一撃で破壊された。

「化け物か、お前は。」

「武器の力だよ~ん。」

廣丸ひろまるのビームによって落ちてきた天井は壁となったが、すぐに破壊して進む。

砕けた水晶は俺の魔法によって復元させる。

そして、復元された物も空間くうかんにいれる。

ある物は無駄むだ無く、な。

今のところ、熊が襲ってきただけで何も起こっていない。

そのまま進んで行くと、2つに分かれた道が現れた。

「どっちに進むのであるカ? あるじヨ。」

「俺は右に進むとしよう。あかねは左に進んでくれないか?」

「いいよ~。廣丸ひろまるはこっちに行こー。」

「了解であル! さぁ、行くとするゾ!」

「気をつけろよ。」

「分かってるよ。」

俺らは二手に分かれて道を進んだ。

何かあってもあかねはどうにかするだろう。

すぐに着くと思うが、案外道が続いているな。

そう思いながら歩いていると、壁から何かが飛び出てきた。

咄嗟とっさ判断はんだんで身をよじらせて、回避する。

よく見ると、それは水晶で出来た糸だった。

すぐに壁を見ると、何かが壁からうごめいていた。

「火魔法 ”火球かきゅう”」

そのうごめいている所に火の球を放つ。

すると、うごめいている所から水晶の蜘蛛くもが出てきた。


<クリスタルスパイダー> D 階級クラス

全体が水晶で構成こうせいされた魔物

水晶の糸は強度と防御にすぐれている


水晶の蜘蛛くもか……

あかねが居なくて助かったな。

もう一回言うが、あいつは蜘蛛が大の苦手にがてだ。

本当に失神しっしんするぐらいだしな。

しかも、3びき

一瞬で仕留しとめる。

「水魔法 ”穿水せんすい三連さんれん”」

水の矢を操って蜘蛛のひたいを貫いた。

案外あんがい呆気あっけなく倒せたが、あっち側は大丈夫か?

あっちも蜘蛛くもが出たら、廣丸ひろまるが助けてくれると思うが……

取り敢えず、水晶の糸と残骸を回収して先にまた進む。

そう言えばあかねと俺は”感覚かんかく共有きょうゆう”でつながっているんだった。

「大丈夫か? あかね。」

(うん、今の所は大丈夫。ヤバイやつが出ない限りね。)

(安心してくださレ、あるじヨ! 大体はビームで吹き飛ばすだけだゾ!)

「あ、ああ……。少しは落ち着いてくれよ、廣丸ひろまる。今の君はただの脳筋のうきんのゴリゴリ肉体にくたい主義しゅぎみたいになっている。」

朱鷺丸ときまる、何を言っているんだ?)

あるじよ、大丈夫であるか?)

「誰のせいだと思っている。」

やっぱり、何かつかれるな……。

ボケる奴が一人でも多くなると、大変だな。

芸人げいにんのツッコミ役の人、本当に尊敬そんけいします。

その時、少しひらけた空間に着いた。

壁一面かべいちめんが全て水晶。

しかも様々な種類の水晶によってかざけされている。

そして、その中心には台座だいざが配置されている。

その上には謎の円形えんけいの水晶のかたまりいくつもあった。

水晶ロッククリスタル紫水晶アメジスト黄水晶シトリン黒水晶モリオン煙水晶スモーキークォーツ紅水晶ローズクォーツの六種類。

一度収納しておくとしよう?

中には何かが入っているんだな。

空洞くうどうがあるのか。

まぁ、丁寧ていねいに入れるとして……。

あかねたちの所に戻るとするか。

ちなみにあかねたちはすぐ横にいる。

壁を破壊するのもあれだし……。

「特殊魔法 ”壁通かべとおけ”」

俺は水晶の壁を魔法で通り抜け、最短さいてん距離きょりあかねたちに辿たどいた。

「ありゃ、どうやって着いたの?」

「魔法で壁を通り抜けた。」

あるじヨ、中々凄い事を言っているのだガ……」

「君も脳筋のうきんみたいな事を言っているのだけど……」

もうそろそろ、出口か……

でも、収穫しゅうかくは結構な量をれた。

さっさと出てペクシト王国に向かうとしよう。

「何か見つけたの?」

「ああ、何か六種類の水晶のかたまりがあったぞ。」

「ちょっと見せて!」

俺は空間くうかんから一つ、水晶ロッククリスタルの塊をあかねに渡した。

「ほへぇ~、中にもう一個の小さな水晶が入っているのかなぁ。まるで卵みたいな形だねぇ~。」

改めて見ると、確かに卵みたいな形をしている。

まぁ、だから何なのだろうか。

一先ず、俺らは水晶洞窟を出た。

異世界(?)裏話⑬

やっほ~、あかねだっよ~ん!

今日はあららぎ唯一ゆいいつほこれる事を紹介する!

あららぎはバルーンアートが出来る!

簡単なものはみんなすぐに出来るんだって!

僕も元の世界に戻れたら、試してみるよ!

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