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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
50/100

水晶洞窟

ようやく50話目っだ!


水晶すいしょう洞窟どうくつと言う名だけあって、中はひんやりとしているな。

だけど、少しの殺気が伝わってくる。

多分ここにいる魔物のものだろう。

そう言えば、忘れていたが”意志いし疎通そつう”と言うものがあったな。

それを使っていれば魔物の探知たんちが出来るのではないのか?

「特殊魔法 ”意志いし疎通そつう”」

これを使うのは久し振りだ。

久し振り過ぎて、あまりおぼえていない。

有効ゆうこう範囲はんいは直径約100M(メートル)

その中に入ったら声が来るから気づくな。

「意志疎通を使った。魔物が近づいたらすぐに知らせる。」

「分かったぞ、朱鷺丸ときまる!」

「アア!」

……、何か一人分の声が多かったぞ……。

「ん、どうしたの?」

「一度あかねに”感覚かんかく共有きょうゆう”を付ける。」

「? まぁ分かったけど。」

俺は”感覚かんかく共有きょうゆう”をあかねに付けて、謎の声を聞かせる。

「あれ? 誰の声だ?」

「本当だな……。」

「全く持ってそうだナ。」

本当に誰だよ、語尾ごびカタ仮名カナっぽくなっている奴は。

「全く、誰だろうナ。もしこの近くに魔物がいるのならバ、ワレの雷で吹き飛ばすのだガ……。」

雷……?

もしかして、廣丸ひろまるか?

廣丸ひろまる、この声が聞こえるのなら声をあげてくれ。」

取り敢えず、廣丸ひろまるに向かって話して見る。

「何かネ、あるじヨ!」

うん、廣丸ひろまるだ……。

廣丸ひろまるってさむらいみたいな口調くちょうなんだね……」

「かなり律儀りちぎなんだな。」

「安心してくだされ、あるじ邪魔じゃまする者は我が一撃でつぶす!」

何ともたのもしい奴だ。

すると、何かが俺らの目の前を通った。

それはキラキラとかがやいた水晶すいしょうちょうだった。

すご綺麗きれいだな、これは。

ウインドウで調べてみるとしよう。


<クリスタルバタフリー> E- 階級クラス

全身が水晶で構成こうせいされたちょうの魔物。

水晶から出るオーラを主食としている。


ただただ綺麗きれいな蝶か。

あるじよ、吹き飛ばすか?」

「絶対に止めろ。」

なんだ、目の前に敵がいたらすぐ攻撃する脳筋のうきんか?

「めっちゃ綺麗きれいだなぁ……。カメラが欲しいなぁ。」

「分かる。」

すると、洞窟どうくつの奥からクリスタルバタフリーの群れがやって来た。

この世の物とは思えない景色。

まぁ一回死んだけど……

「むむム、何かがこちらに近づいてくるゾ! 蝶とは違う雰囲気ダ!」

廣丸ひろまるがそう言った直後、何かがクリスタルバタフリーの群れの奥から出てきた。

それは水晶で出来たくまだった。


<クリスタルベアー> C- 階級クラス

全身を水晶で構成された熊の魔物。

かなり狂暴な性格をしており、水晶を餌としている。


水晶を主食って……

もう生物ではないのか。

「いっくぜ~! 剣こうげ……」

「ここはお任せあレ! ”エレクトロンビーム”!」

あかねが熊を攻撃する前に廣丸ひろまる電撃でんげき濃縮のうしゅくさせた光線こうせんを放ってきた。

その威力はすさまじく、クリスタルベアーを貫いただけでなく、洞窟どうくつ天井てんじょうまで破壊した。

「おお! スッゲエな、廣丸ひろまる!」

「当たり前ダ! 元々強いからナ!」

まぁ雷神トールと言う名があるからな。

さて、水晶をるとするか。

まずはクリスタルベアーの残骸ざんがいを獲るとしよう。

あかね、この水晶すいしょうぐまを解体してくれないか?」

「うん、いいよ。ラウンド・ブリリアントにする?」

「出来るだけ大きいままでいい。宝石として売るときにだけそれは頼む。」

了解りょうかい!」

すると、あかねは剣をおのに変えて一気に振り下ろした。

残骸ざんがいは二つに分かれ、丁度いい大きさになった。

多少は重かったが、何とか空間くうかんに入れておいた。

何円ぐらいになるんだ?

この世界の水晶の相場そうばが分からないから、安価あんかなのか高価こうかなのか分からない。

まぁ、いっか。

いざとなったら加工して売ればいい。

「で、どうする? 廣丸ひろまるのビームで天井が崩れちゃったけど……。」

「あ……」

さて、どうやって先に進もうか……。

異世界(?)裏話⑫ 作者の得意な事

こんにちは、朱鷺丸ときまるだ!

今回は俺が説明をしていきたいと思う。

作者、あららぎの特技は”し”を作る事だ。

今現在、練り消しを犬やカモノハシの形にする事がとても上手い。

なんで、こんなものが趣味なのか聞いたが、よく分からん。

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