創造魔法
46話目です!
俺の所持している創造魔法は一種のチートだ。
魔法や物を自由に作り上げるため、全てを破壊する事も出来る。
しかしその分、俺も疲れるが……
「”誘い絵画の術 誘出絵・か…”」
「刀スキル ”断ち斬り一閃”」
忍がまた巻物で変えようとしていた所を茜は咄嗟に斬りつけた。
その瞬間、水面の景色から元の森の景色に戻った。
「今度こそ、一気に叩く。炎魔法 ”不死鳥の矢”!」
「刀スキル ”囲み斬撃”」
俺は巨大な炎の矢を、茜はその矢を囲むように斬撃を飛ばす。
「”御庭忍法 空蝉の術・”虚蝉”」
しかし俺らの攻撃は届かなかった。
見えない壁に遮られ、王羽たちの目の前で止まった。
「ナイスや、忍。俺様も最終奥義と言う物をぶちかましたる!」
王羽は銃を狙撃銃に変えて、空中に移動した。
「ジ・エンドにしてやる! 狙撃式 No.1 ”終焉狙撃”」
すると空中でスナイパーライフルを連発してきた。
しかし、弾丸は黒く光り、空気を切り裂く音を立てながらこっちに接近してくる。
近づいてはいけない。
俺の勘がそう告げている……。
「茜、あの弾丸から逃げろ!あれは危険だ!」
「えっ……」
その瞬間、獣の咆哮の様な音と共に異常な衝撃がやって来た。
何とか避けたが、弾丸は地に当たった瞬間に大爆発が起きた。
その威力は指先に当たっただけでも半身が吹き飛ばされるだろう。
簡単に言うとミニ空爆だ。
しかも、そのミニ空爆の間を縫う様に忍も攻撃してくる。
本当にやばいよ、この二人。
「特殊魔法 ”異空間吸収”」
俺は異空間の穴を作り出し、弾丸を吸収した。
これでなら多少は防げる。
しかし、結構反動が俺にやってくる。
腕がもげそうだ……
「特殊魔法 ”異空間発射”」
俺は空中にいる王羽に向かって、あの弾丸を異空間から発射させる。
すると、王羽は空中で体勢を変え損ねて地に落ちてきた。
「めんどっちいなぁ……。」
「槍スキル ”聖杯神槍”」
その時、茜が王羽の着地地点に思いっきりの投げ槍を放った。
槍は白く淡光りながら王羽たちの方向に突撃してくる。
「御庭忍法 ”無限身代・創造”」
しかし、忍の忍術で身代わりに防がれた。
わっ……、もう何でもありだな。
早くあいつらを倒すには……
「そう言えば、さっきの異空間の奴って出来る?」
「ああ、出来るが……。何をするつもりだ?」
「いいから!」
俺は茜の言う通りにやると、異空間を開くと茜はその中に槍を投げ込んできた。
しかも、茜のよく使う馬鹿強い太陽神聖槍を、だ。
「おま……、何をやっているんだ!?」
「これを発射すれば、かなり強いんじゃない?」
まぁ強くなりそうだが、当てれるかどうかだ。
「相手も長くは待ってくれない。僕が足止めをするから、ちゃんと当ててよ!」
「……、わかった。これで最後にさせよう。」
茜は武器を戻し、三節棍に変化させて王羽たちに突撃していった。
茜が足止めしている間に異空間の中の槍に強力な炎魔法を入れ込む。
緻密でより濃縮された、俺の本気の炎魔法を。
「縄スキル ”龍縛の縄”」
茜は武器を縄に変えて二人を縛り上げた。
「行けっ! 朱鷺丸!」
「おう! 炎魔法+槍スキル ”不死鳥・太陽神聖槍”!」
濃縮した炎の魔法を槍に乗せて異空間から一気に放つ!
槍は周りの空気すら焼き切って、王羽と忍の体を貫いた。
「グハッ……」
「グッ……」
しかし貫通はしたものの、体には穴は空いていなかった。
代わりに体から淡い光が漏れだしているだけだ。
「……、ここまでか……。」
「そうだなぁ。もう少しだけ戦えていたらなぁ……。」
俺は極限の疲労で地面にへたりこんだ。
漸く終わってしまったのか……。
異世界裏話⑧ 王羽の銃
王羽の銃は特別製で発射速度が速く、反動が弱い様に造られています。
銃全体が黒いため、王羽は”ブラックホーク”と呼んでいます。




