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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
40/100

本気と書いてマジ

40話目でやんす!


やっぱり、ナイフだけでこんなに梃子摺てこずるとはな。

王羽おうばは本当に強い……。

さて、どうやって対処たいしょ……

「ドガアァァァァン!!」

すると、あかねの方から大きな爆発音ばくはつおんが聞こえた。

その方向を見ると、あかねちゅうっていた。

「うわあぁぁぁ!!」

「大丈夫か!?」

あかねが落ちる瞬間に俺がキャッチして、何とかなったが……

何だ!?

あの爆発音は。

「ちぇ~す、戻ってきたぞ。」

「おう、お疲れ。」

すると、あかね交戦中こうせんちゅうだったしのぶが戻って来た。

「ねぇ、もう本気マジでやってもいいよね。」

「もういいんじゃねぇか。さっさと仕事を終わらせたいしな。」

「じゃあ、いっか……。」

「そうだな。」

なんだ?

本気でやるって……。

今までのは全て本気じゃなかったのか!?

「立てるか、あかね。」

「うん! 何とか平気だけど。」

もう一回、二人組で戦うとしよう。

少しは一人の負担ふたんを減らせれるか!?

鉈攻撃なたこうげき ”鐵閃てっせん”」

「水魔法 ”穿水せんすい”」

まずは先制攻撃せんせいこうげき仕掛しかけるとしよう。

「ええなぁ、この攻撃。でもようやく俺様は自由になったんや。俺様の相棒あいぼうを使わないとな。」

すると鐵閃てっせん穿水せんすいつらぬかれ、何かが俺らのかた飛沫しぶきいた。

王羽おうばの方を見ると両手に何かを持っていて、そこからけむりが流れていた。

「これを使うのは久しいぜ、なぁ相棒あいぼう!」

そう、王羽おうばが持っていたのは漆黒しっこくまとった銃器じゅうきだった。

しかも二人の肩の真ん中に一寸いっすんくるいたのだ。

一体、どれだけの鍛練たんれん技術ぎじゅつが必要になるのか。

「ねぇ、俺も本気マジでやっていいよなぁ。」

「やったれ、やったれ。」

取り敢えず、次の攻撃が来る前に完全回復パーフェクトヒールを俺とあかねほどこす。

さぁ、次に備えて……

火遁かとん ”火薬弾かやくだんじゅつ 爆天道ばくてんとう”」

すると、しのぶのケースからいくつもの火薬で出来たたまを取り出して一気に投げつけてきた。

あのたまは一体どんな能力が有るのだろうか?

鑑定かんてい魔法まほう ”能力測定のうりょくそくてい”」

なぜあるのか分からない鑑定魔法を使い、あのたまの特徴を調べる。

すると、たった少しの衝撃だけで大爆発するように作ってある事が分かった。

あかね、絶対に触れるな……」

「鉈攻撃 ”鐵斬てつざん”」

バカヤローーー!!

言った瞬間に何やってるんだ!

あんじょう、爆薬は大爆発を起こして周りの地面や木々をえぐり取った。

さっきの爆発はこれだったのか。

俺らは後ろに吹き飛ばされたが、何とか体勢たいせいもとに戻す。

あかね、話聞いてたか?」

「ごめん、聞いてなかった。」

うん、後で吹っ飛ばすぞ(怒)。

でも、まずはあの二人の武器に早く対応しないと俺らは死ぬぞ……。

あかね、本当に殺すいきおいで倒さないと俺らも死ぬ。本気でやってくれよ。」

「分かってるよ! 弓攻撃 ”流星りゅうせい”」

「闇魔法 ”暗影(あんえい)(あぎと)”」

まずはあかねの矢でけさせて、そのすきかげけものの顔でおそう。

しかし、王羽おうば銃撃じゅうげきによって”暗影あんえいあぎと”は破壊された。

「一つじゃ、遅くなるなぁ。今から二挺にちょう拳銃けんじゅうで行くぜ。」

ちっ、銃の数を増やされたらさらに、大変になるな……。

ならば破壊されない攻撃をする!

「水魔法 ”水鉄砲みずてっぽう”」

個体こたいなら破壊されるが、液体えきたいなら破壊されない。

勢いは弱められるが、少しでも一撃いちげきあたえないと。

飛発ひはつしき No.7 ”キャノン”」

しかし、王羽おうばの放った弾丸だんがんは水鉄砲を貫き、俺のすぐ手前てまえまでやって来た。

「防御魔法 ”道具どうぐ専用結界せんようけっかい”」

俺は結界をって何とかふせいだが、あともう少しで割れていたぞ……

異世界裏話(2) 朱鷺丸ときまるの髪が白い理由

朱鷺丸ときまるの髪が白い理由は彼が先天性せんてんせい白皮はくひしょうだからです。

簡単に言うと彼はアルビノなのです。

先天性白皮症は視力に障害があったり、皮膚が弱かったりする方達かたたちもいらっしゃりますが、朱鷺丸ときまるは髪が白い以外は普通の人と同じです。

その様な経緯から、転生する前の夢はアルビノの研究員を願っていました。

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