↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
PR
34/100

赤マント


ちなみに、あの”暗影(あんえい)顎(あぎと)”は唱(とな)えた瞬間に手が勝手に動いて象(かたど)った。

魔法って、考えるだけで便利(べんり)だな。

結構なダメージが入ったらしい。

赤マントの血が地面にポタポタと落ちる。

「行っくよ~、”棘(きょく)丸砕(がんさい)”」

すると、茜(あかね)は容赦(ようしゃ)なくフレイル型のモーニングスターを右腕(みぎうで)に直撃させた。

いや、恐ろしすぎるだろ!

なんで、態態(わざわざ)モーニングスターにしたんだ?

でも、結構入ったか?

腕を押さえてフラフラしている。

右腕は力無くダランとぶら下がっている。

「貴炎(きえん)魔法(まほう) ”気炎(きえん)柱(ばしら)”」

赤マントは左手をあげて、何本もの炎の柱を出してきた。

うぇ、滅茶苦茶(めちゃくちゃ)暑(あつ)い。

髪(かみ)がチリチリになりそうだ。

すぐに消火(しょうか)するとしよう。

「水魔法 ”大滝(おおたき)”」

炎の柱を一気に水の柱で消火する。

すると、白い煙(けむり)が辺(あた)りに漂(ただよ)い始める。

「剣攻撃 ”虎切(とらきり)”」

その濃(こ)い煙の中から、茜(あかね)は剣を横に思いっきり振った。

白い煙の中に赤い煙が混(ま)じる。

「貴炎魔法 ”火麗t……”」

「盾攻撃 ”シールドバッシュ”」

茜(あかね)は次に盾に変形させて火球を防ぎつつ、盾で突撃した。

そして赤マントは大きく吹っ飛び、はるか彼方に消えた。

飛んで行った方向は村の奥、森が生(お)い茂(しげ)る場所だ。

「急いで、追いかけるぞ!」

「わかってる……って、わぁ!」

追いかけようとすると、いつの間(ま)に消えていた廣丸(ひろまる)がやって来た。

「ガォガォ!」

「乗れと言うのか?」

「ガォ!」

「頼むよ~、廣丸(ひろまる)。」

俺らは廣丸(ひろまる)の背に乗って、森の方向に走る。

廣丸(ひろまる)は茜(あかね)より速いらしく、森にすぐに着いた。

赤マントは蹲(うずくま)って、傷を押さえていた。

「まだだ、全てはヲルトガルフ様のため……。」

またヲルトガルフか……。

ランヅヒーロ王国の時の白い奴も言っていたな。

一体、何なんだ?

ヲルトガルフとは……

「朱鷺丸(ときまる)、来るよ!」

「貴炎魔法 ”盛炎(せいえん)渦(うず)”」

すると、赤マントは俺らに向かって炎の渦を放(はな)ってきた。

渦は木木(きぎ)を呑(の)み込(こ)み、勢(いきお)いをさらに上げていく。

結構大きいぞ、これ。

どう、防ぐとするか……

「僕に任せろ! 朱鷺丸(ときまる)。」

そう考えていると茜(あかね)が一歩(いっぽ)前に出てきた。

茜(あかね)は剣を扇(おうぎ)に変化させて大きく構える。

「扇(おうぎ)防御(ぼうぎょ) ”羅刹(らせつ)芭蕉扇(ばしょうせん)”!」

茜(あかね)は扇で勢いよく払(はら)うと赤マントの炎が一瞬にして消えた。

成(な)る程(ほど)、芭蕉扇か……。

芭蕉扇は羅刹女(らせつにょ)が扱(あつか)う、炎を打ち消す扇の事だ。

本当に茜(あかね)の武器は万能(ばんのう)過ぎるな……。

「ちっ、何でこうも上手(うま)くいかないのだ……。」

茜(あかね)ばっかり役立ってしまっているな。

俺も少し役立たねば。

「複製魔法 ”魔法コピー”」

俺は一度、赤マントが使っている魔法、貴炎魔法を一瞬でコピーした。

炎には炎で返すとしよう。

同じ炎で、だ。

「貴炎魔法 ”火麗(かれい)十球(ときゅう)”」

赤マントの周囲(しゅうい)が一気に燃(も)え尽(つ)きた。

赤マントのよりも、何倍か強力になっているな。

火球から出た熱気(ねっき)によって、傷口を炙(あぶ)る事も出来た。

凄い激痛(げきつう)が来るのだろう。

赤マントは力無く、片膝(かたひざ)を着いた。

よし、情報を聞き出すとすr……

「全てはヲルトガルフ様のために!」

赤マントはそう叫(さけ)び、爆薬(ばくやく)の様なものを口に入れようとしてきた。

やばい、また爆発(ばくはつ)されたら困(こま)る。

急いで俺らは駆(か)け出(だ)した。

しかし、赤マントは爆薬を飲むことは無かった。

赤マントの喉笛(のどぶえ)が掻(か)き切(き)られ、最後の血(ち)飛沫(しぶき)が上がったのだ。

どういうことだ?

一瞬で事切れたぞ。

一体なぜ……

「お久しぶりー、曙(あけぼの)さん、桜木(さくらぎ)さん。」

すると、森の奥から二人の男が出てきた。

しかし、その内の一人は見たことある。

飄飄(ひょうひょう)とした態度、金髪(きんぱつ)に赤髪(あかがみ)が混(ま)じっている。

一体なぜ、ここにいるんだ!?

お前は!?

34話目です!

ようやく、テスト期間が終わって投稿する事が出来ました!

長かった……、本当に長かった……。

良かったら、評価と感想をお願いします!

あと少し用があるため、土日はちょっと投稿出来ないです。

そこはご了承をお願いします……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。