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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
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33/100

次の村に


俺たちは賞金の10000G(ガルム)と魚を受け取り、市場を後にした。

あの大会の最高得点の25ポイントをゆうに越える150ポイントか……。

戦果(せんか)は紅鯛(ベニダイ)が10匹と渦鰯(ウズイワシ)という小魚が140匹という偏(かたよ)ったものだったが、こうも簡単に……。

まぁ、いいか。

次はどうするとしようか。

「茜(あかね)、次はどこにいく?」

「どこでもいいよ~。一番近い所はどこ~?」

「一番近いのはリューク村だな。」

「じゃ、そこ行こう!」

俺らは少しの間、お世話(せわ)になったコーラル王国を後にした。

ちゃんと、出発する前にランヅヒーロ王国の時に使った選択移動(チョイス・テレポート)を宿に設定しておいた。

ちなみに最近気付いたことなのだが、選択移動(チョイス・テレポート)の選択(せんたく)数(すう)は最大100万近く設定出来るらしい。

そんなに設定出来るはず無いのだが……

それはそれとして、次に向かう村はどんな村なんだろうか?

毎度(まいど)恒例(こうれい)のウインドウの時間だ。


<リューク村>

ペシクト王国の中間(ちゅうかん)地(ち)として栄える村。

主な産業は農業と畜産。


中間地というだけで、こんなに栄える物なのか。

少し休む程度でいいが、すぐに向かおう。

「すぐに行ってくるね~!」

「俺も急ぐか。特殊魔法 ”空間移動(スペース・テレポート)”」

リューク村まで10km(キロメートル)圏内(けんない)だから、すぐに使う。

使える時には使わないとな。

さて、すぐにリューク村に着くことが出来た。

見た目は何も変わり無い村だ。

だが、その素朴(そぼく)な感じが良いな。

「早めに宿を探そう。」

「うんうん、そうしよう。」

すぐに宿を見つけ、俺らは部屋で少しゆったりする。

廣丸(ひろまる)は宿の前で休ませる。

現在、昼の4時(じ)頃(ごろ)。

あともう少しでご飯を食べに行くとしよ……

「ゴビャアァァン!!」

すると、何かの爆発(ばくはつ)音(おん)が聞こえた。

少しは休ませてくれ!

そう思って外を見ると、宿に炎(ほのお)がまわってきた。

急いで窓(まど)を割って、外に出る。

続いて茜(あかね)も降りてくる。

「朱鷺丸(ときまる)、荷物(にもつ)は?」

「すぐに入れておいた。」

「ナイス!」

今はナイスじゃないけどな……

取り敢えず……

「水魔法 ”豪雨(ごうう)”」

俺は雨雲(あまぐも)を作り出し、一気に雨を降らせる。

雨は可燃物(かねんぶつ)に纏わりついた炎を打ち消す。

豪雨は一瞬にして晴れ、雲一つ無い晴天(せいてん)を作り出した。

さて、漸(ようや)く見つけれた。

この炎を出した馬鹿が。

道のど真ん中に赤いマントを羽織(はお)り、赤い布を顔に着けた一人の男だ。

どうして、男かって?

ただの勘(かん)だ。

「誰だ、お前は。なぜ、こんなことをする!?」

「……」

お黙(だま)りか……

「ねぇねぇ。」

すると茜(あかね)が脇からヒョコっと出て、俺に耳(みみ)打(う)ちきた。

「あいつさ、ランヅヒーロ王国の時に襲ってきた白い奴と似てない?」

「確かに。顔を覆(おお)っている所が似ているな。」

もし、こいつが白い奴と同じ奴なら容赦はしない。

俺は手に力を溜(た)めて、茜(あかね)は剣を構(かま)える。

村の人たちはこの混乱(こんらん)の中、なんとか逃げ切ったようだ。

誰も近くにいない。

だが、人を気にしずに魔法を撃ち放てる。

「貴炎(きえん)魔法(まほう) ”火麗(かれい)十球(ときゅう)”」

赤マントは自分の周りに十個の火球(かきゅう)を出し、こちらに放ってきた。

そして、何だ?

貴炎魔法とは、一体……

取り敢えず防(ふせ)ぐとしよう。

「ぼうgy……」

「盾(たて)防御(ぼうぎょ) ”戦女神(アテナ)の盾(たて)”」

防御魔法を放つ前に茜(あかね)が剣を盾(たて)に変えて火球を防いだ。

盾にも変化するのか、この剣は。

じゃあ、俺が攻撃(こうげき)するとするか……。

「闇(やみ)魔法(まほう) ”暗影(あんえい)顎(あぎと)”」

両手で獣(けもの)の顔の形を象(かたど)り、影(かげ)から大きな黒い獣の顔を出した。

その顔は猛(もう)スピードで赤マントに噛(か)みつく。

赤マントから鮮血(せんけつ)が迸(ほとばし)る。

初めてやって見たが、凄いな、これ。

33話目です!

大変済みませんが、期末テストの影響で2週間出せなくなりました。

本当に……済まない……

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