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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
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30/100

報酬


漸(ようや)く倒す事が出来たが、最後の爆発はオーバーキルだったかな……。

いや、茜(あかね)の海神之銛(トライデント)で、もう倒したのか。

俺が余計(よけい)だったかな……。

「やりましたね! 朱鷺丸さん!」

「まさか、本当にやっちゃうなんて!」

そう考えていると、ボルクとパールの歓声が聞こえてきた。

もういっか、今は。

さて、この黒鯨(ブラックホエール)をどうやって運(はこ)ぼうか。

「茜(あかね)、どうやって運ぶとするか?」

「じゃあ、僕のパワーで持ち上げて亜(あ)空間(くうかん)に収納(しゅうのう)しよう!」

「いやいやいや、待て! お前は本当に運べるのか!?」

「多分、平気っしょ!」

そう軽く言ってはいたが、鯨の重さはt(トン)は越える。

しかも、大きさが白長須(シロナガス)鯨(クジラ)ぐらいだから、約15t(トン)ぐらいだろう。

そんな物を持てるのか!?

「せーの、うーーーーん……」

やはり、茜(あかね)は持てないか。

まぁ、15t(トン)を持ったら、流石(さすが)に怖(こわ)いけどな。

さて、良い魔法を探すか。

お、これなら使えそうだ。

「え!? す、少し浮いた……」

「ちょ、どういう事……!?」

やっぱり早く話さないと。

でも、まずは収納(しゅうのう)をしないと。

「特殊(とくしゅ)魔法(まほう) 念動力(サイコキネシス)」

俺は魔法を使って、黒鯨(ブラックホエール)の体を浮かした。

あれ、どんどん魔法(まほう)使(つか)いから超能力(ちょうのうりょく)者(しゃ)になってきている気がする。

「凄いな、朱鷺丸(ときまる)。簡単に浮かすとは!」

「まぁな。特殊魔法 ”亜空間(あくうかん)収納(しゅうのう)”」

今回はとても大きな亜空間を作り出して、黒鯨(ブラックホエール)を入れた。

「ねぇ!」

「何だ、パール。」

すると、パールが俺らに話しかけてきた。

その後、耳元(みみもと)に大きな声で問(と)ってきた。

「ねぇ、朱鷺丸(ときまる)のその魔法と茜(あかね)のその武器の異常な力は何! どうして、あんなに凄いのを出せるの!?」

うう、耳が痛い……。

「ああ、それはだな……。」

この後、これまでの事を話した。

全知(ぜんち)の本(ほん)や全能(ぜんのう)の剣(けん)の事、それによって得(え)た強さ、などの諸(もろ)諸(もろ)を話した。

「へえぇ~。でも、それらについては聞いたことないけど。」

「うん、私もそう。」

そうなのか、案外(あんがい)知(し)らない物なのか。

「まぁ、早くギルドに報告しよ!」

「ああ、そうしよう。さぁ、行こうか、ボルク、パール。」

「う、うん……」

俺らは舟を漕(こ)いで、ギルドに戻った。

勿論(もちろん)、高圧水流で、だ。

「今、依頼を達成させた。確認を頼む。」

「え、たった4時間でですか?」

あれ、もう4時間も経(た)っていたのか。

案外(あんがい)、時間は早く経つものだな。

「確認もいいのですが、黒鯨(ブラックホエール)は大きいので、港(みなと)でお願いします。」

「ああ、分かった。茜(あかね)たちはそこで待っていてくれ。」

「OK!」

俺は舟の置いてあった、港に黒鯨(ブラックホエール)の死骸(しがい)を出した。

この大きさだから、亜空間(あくうかん)から出すのに時間が掛かるな。

「え!? 本当に倒したのですね。確認を完了(かんりょう)しました。依頼(いらい)達成(たっせい)の報告書(ほうこくしょ)を出して来ますね。」

「ああ、お願いする。」

俺は黒鯨(ブラックホエール)をそのままにして、ギルドに戻った。

「報酬(ほうしゅう)金(きん)は8万(まん)G(ガルム)です。四等分で一人、2万(まん)G(ガルム)ですね。」

「ああ、ありがとう。」

あいつを倒しただけなのに、結構な量を貰えたな。

あいつが害獣だからか?

「わぁ、こんな金額は見た事無い……。」

「私たち、あんまり役立っていないのに……。」

「いいんだ。もし、二人が居なかったら出来なかったかもしれないし。」

「そうだよ! 二人のお陰の所もあるし!」

俺らは二人分の約4万G(ガルム)を受け取って、ギルドを後にした。

30話目です!

私の好きなスポーツはサッカーです。

FWは最高!

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