ギルド
27話目です!
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俺らは海鯨亭で食事を済ませた後、組合を訪ねた。
どうやら、組合仕事をすると仕事によるが、結構なお金が貰えるらしい。
いつか金欠になっても可笑しくないからな。
店主に教えて貰い、すぐに組合に辿り着いた。
外見は現代の会社と似ているな。
取り敢えず、トールタイガーこと廣丸は組合の外で待って貰った。
中に連れていくと、絶対に吃驚するだろう。
組合の扉を開いて中に入る。
内装はライトノベルの世界にありそうな感じだ。
うん、とても綺麗だ。
中には多くの冒険者がいる。
この人たちは依頼を受けに来たのか?
すると、俺らに視線が集中して、ヒソヒソ話をされている事に気付いた。
耳を澄ませて聞いてみると、俺らの事を話しているみたいだ。
「何だ、あの白髪。滅茶苦茶強そうだな。」
「あの子、可愛くない!? 私たちの仲間に入れさせない!?」
そうか、どの世界でも可愛いは正義なのか。
受付の人も結構はしゃいでいるし。
「依頼をしたいのですが、いいでしょうか?」
「は、はい! 此方からお選び下さい!」
すると、ボードを取り出して依頼の書類を見せてきてくれた。
今は報酬金が高いものを選ぼう。
「では報酬金が一番高い、黒鯨の討伐をお願いします。」
「分かりました。ですが、もう二人を連れていかないと危険ですよ。この依頼は4人推奨なので。」
確かに、よく見ると4人推奨と書いてある。
「じゃあ、待つとするか……。」
「うん、そうしてみようよ。」
すると、多くの人が立ち上がってこっちにやって来た。
「良かったら、俺らの所に!」
「いやいや、私たちの所に!」
ワーオ、滅茶苦茶人が来たぞ。
でも、誰を選ぶとするか。
俺はこういう選択肢が苦手なんだけどな。
「茜、後は頼んだ。」
「え~!? じゃあ、二階にいるあの二人組の男女。」
まさか、この集まっている人以外から選んだか。
茜はすぐにジャンプをして、二階にいる二人組の所に行った。
俺も柱の縁を掴んで、二階に飛び移る。
「じゃあ、よろしくね!」
「こいつが済まないな、俺からも宜しく頼む。」
「あ、あはい。」
「こちらこそ、宜しく!」
よし、推奨人数が揃った事だし、受けるとしよう。
「では、依頼をお願いします。」
「分かりました! お気をつけて下さい。」
「ああ、ありがとう。」
俺らはこの二人で依頼をたっせ……
「大変です! 組合の扉の前にトールタイガーが眠ってしまって、他の冒険者が通れません!」
あ……、廣丸ーーー!
「急いで退かないと……。」
「そうだね……。」
俺らは急いで廣丸を退かして、何とか依頼場所に向かった。
どうやら、黒鯨はコーラル王国に面した海の沖にいるらしい。
さすがにそこまで人力で行くのは難しいため、船は支給されるようだが。
「あ、あの、今日は宜しくお願いします。」
「ああ、此方こそ勝手に悪いな。俺は朱鷺丸と言う。」
「僕は茜! 宜しくね!」
「ぼ、僕はボルクって言います。」
「私はパール。此方こそ宜しくね。」
この二人は良い人そうでよかった。
「もしかして、このトールタイガーをテイクしたのですか?」
「ああ、そうだ。この子は廣丸だ。人懐っこいから、安心しろ。」
そう話していると、漸く船のある場所に着いた。
え……、まさかの木製の小舟なのかよ……。




