サン平野の雷虎
25話目です。
今日はお知らせがあります。
私は毎日投稿が出来ないと判断したため、火、金、土、日曜日に投稿する事にしました。
真に身勝手ではありますが、よろしくお願いします。
良かったら、感想と評価をお願いします。
一日中、水煮を食っているから腹が軽い。
早くコーラル王国に着かないと。
そういえば、寝る直前で気付いた。
橋を作ればいいって事に。
さて、一回やってみるか。
「石魔法 ”石製橋”」
一気に向こう岸まで石の橋を作り上げた。
凄すぎる、この魔法。
万能すぎる。
では、茜を起こすか。
「おい、起きろ茜。次は一体何分って答えるんだ?」
「う~ん、むにゃむにゃ。あと、86400秒ぉ。」
「ん? って、1日じゃないか!? 起っきろーーー!」
「ひんにゃあぁぁぁぁぁ。」
うっわ、五月蝿い。
朝から、こんな甲高い声は聞きたくない。
「起きろ、茜。」
「え~。」
本当に朝に弱いな。
もう少し、強くしてくれ。
「橋をつくっておいた。準備が出来たらすぐに行くぞ。」
「は~い。」
茜が準備している間に鍋とかを亜空間に収納しておく。
茜は朝は弱いけれど、準備が早いのが助かる。
「うわぁ、最初っからありそうな感じに出来てるね。」
「まぁ、そうやって魔法で作ったからな。」
さあ、早く行こう。
最後のダンジョンを早く抜けて、コーラル王国に向かわねば。
早く着いて海鮮物を多く食べたいんだ。
「茜、もう早く着きたいから走るぞ。」
「OK! 速攻でいくよ!」
俺らは約30分、本気で走って最後のダンジョンに着いた。
最後のダンジョン、それはサン平野だ。
いつもの事だが、ウインドウで一度調べよう。
<サン平野>
太陽の光を沢山溜め込んだ魔草が多く生息している。
そのため、魔物がとても多く生息している。
ウインドウ通り、目の前にも魔物がいる。
でも、今日は魔物が目的じゃないから、早く走るとしよう。
「早く走るぞ。」
「どんだけ、海鮮物を食べたいんだ! ま、僕も食べたいけど。」
なんだ、茜も一緒か。
じゃあ、さっさと行くか。
地を強く踏み締めて、強く地を蹴っ飛ばす。
そして、一直線に俺らは走る。
目指すはコーラル王国、たったそれだけだ。
……たかが、海鮮物のためだけに何言っているんだ、俺は?
まぁ、そんな簡単に物事は進まない。
叢から2M程の大きな虎が出てきた。
<トールタイガー> D+ 階級
体に電気を蓄える性質を持つ虎。
毛皮には帯電効果がある。
おお、雷神と言う名に負けなさそうな虎だな。
「大きい虎だな。よく見れば可愛いのじゃないか?」
「まぁ、よく見たらね。」
「じゃあ、飼育する?」
「ちょっと遠慮しておきます。」
なんだ、茜なら飼いそうだったのに。
俺は、ちょっと飼いたい欲がある。
「ガニャァァァオ。」
すると、トールタイガーが俺にすり寄って来た。
うっわ、モフモフだぁ……。
ちょっとビリビリするけど。
「ブッハっ、朱鷺丸の髪が逆立っている。」
静電気で凄いことになってしまった。
よし、飼育しよう。
{飼育魔法を使用しますか? YES or NO }
勿論飼育するか。
こんな可愛い子、見たことない。
{トールタイガーをテイクしました。}
よし、テイク完了と。
新しい仲間だ~。
「そういえば、キャキャの事は忘れてないの?」
「あ……。」
この子は違うからな、絶対に。
絶対に、だ……。




