洞穴に居た奴
22話目です!
あれから、必死に頑張って10話近くのネタを考えました。
良かったら、感想と評価をお願いします!
また事故が起きたが、取り敢えずまた進む。
キャキャはずっと頭に居る。
どんだけ、頭が好きなんだ?
「もう馬鹿なことをするなよ、茜。元のお前に戻れ。」
「分かってるよ~、朱鷺丸。」
こいつと旅するのが怖くなってきた。
進むと、また蜈蚣が出てきたが、一掃して奥に行く。
奥へ奥へと進むと、少し拓けた空間に辿り着いた。
あれ?
この竜喉洞穴をを抜けたら、平野が見えるはずなのだが。
そして、その空間の真ん中に何かの獣がいた。
虎の顔に鰐の体、そして蜈蚣の尾を持っている。
<キメラ・フェイクス>
数々の生き物の一部を合成された生命体。
数々の能力を持つ。
こいつはキメラか。
所々に縫合の痕がチラホラと見える。
どうやら、生体実験されたのが逃げ出した奴らしい。
出来れば、戦いは避けたいがジリジリと近づいて来る。
「茜、戦うしか無いみたいだな。」
「安心して、朱鷺丸。僕が迷惑掛けた分、一人で戦うから!」
「……、分かった。無茶はするなよ。」
キメラは茜に標的にし、襲いかかって来た。
茜は一先ず避けて、剣から鉈に変えて戦闘準備をし始めた。
思ったけど、剣で良くないか?
「鉈攻撃 ”鐵閃”!」
一気に振り上げた斬撃はキメラの体を引き裂き、壁まで傷を付けた。
恐ろしいな、茜の武器の力は。
キメラは真っ二つに近い形で胴体は二つに分かれた。
もう、何度も襲われて居るから、馴れてしまった。
で、どう平野に着こうか。
道を戻るしか無いのか……。
「ねぇ、ドリルで壁をぶち抜こうよ。そしたら、すぐに着くじゃん!」
「そうか! そうすれば早く着く。」
もう、俺は疲れて正常な判断が出来ていなかった。
つまり、疲労困憊状態だ。
今は茜の言う様にするか。
「ドリル攻撃 ”岩砕旋”」
茜は次は鉈からドリルに変化させて、岩の壁に穴を空ける。
ちなみに大きさは、直径2Mのです。
それだけ大きくないと簡単にぶち抜けないかららしい。
「ねぇ、魔法かけてくれない? そしたら、もっと早くなりそうだし。」
「分かった。付与魔法 ”能力強化”」
茜のドリルに能力を大幅に向上させる。
すると、ドリルの回転が10倍近く速くなって一気に壁が崩れていく。
恐ろしや、俺の魔法……。
10分近く、ずっと掘っていると壁が貫通した。
奥は平野に続いていた。
ずっと暗い所に居たから、日光が眩しい。
不意に後ろを見ると、キメラの死体がムゴムゴと動き出した。
そして、皮膚から何かが突き破った。
それは白いワーム状の芋虫だ。
<パラサイト・ホワイトワーム> E- 階級
動物に寄生して栄養を奪う。
寄生しても症状が無く、光に反応する特徴がある。
まさかの、寄生虫かよ。
しかも、壁を貫通した影響で姿を現したのか。
いや、あの蜈蚣よりも何百倍もキモい。
「何あれ、キッモ!」
「寄生虫らしいぞ。もう、一気に片付ける。」
ワームは光に向かってくる性質らしく、こちらに向かってくる。
寄生虫には火が効果的だろう。
「火魔法 ”燃焼炎”」
取り敢えず寄生虫を燃やし尽くした。
すると、ウインドウに謎の画面が出てきた。
{キューティングキャットとのテイクを解除しました。}
あれ?
テイクを解除したはず無いのだが。
その時、俺と茜のではない声が聞こえた。
「にゃ~にゃ。ようにゃく、平にゃにこれたにゃ。この人たちを利用して良かったにゃ。」
キャキャの声だったのか。
なんだろう、凄く腹黒かったんだな。




