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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
20/100

猫は可愛い

ようやく20話目です。

最近、タイトルに”無双”と書いているのに全然無双していないから、タイトルを変えようかな、と思っているこの頃です。

良かったら、感想と評価をお願いします!


俺は魔鷲デーモンイーグル股肉ももにくを水で煮て、簡単な鍋料理が出来た。

「どうだ?」

「見た目は鶏肉っぽいね。でも、味は薄そう。」

仕方しかた無い、醤油しょうゆ味噌みそでもあったら良いのだが。」

せめて、ハーブ類を見つけれたのなら、もっと美味おいしく出来たのだがな。

「取り敢えず、これで腹を満たすとしよう。」

「そもそも、鷲の肉って美味しいものなの?」

「知らない。俺も初めてだからな。」

一先ひとまず、食べてみるとしよう。

「あ、結構美味しい。」

「ああ、鶏肉より少し獣臭けものくさいが普通に食べれるな。」

「醤油味がこいしい……。」

無茶を言うな。

この世界に醤油や味噌があるのかも分からない。

無かったら、作ってみたいけど。

しっかりと腹を満たせる事が出来たから、もう寝るとしよう。

「寝袋は任せたが、しっかりやったか?」

「安心してくれ! ちゃんとやったから。」

一度、信用して天幕テントの中に入ると、しっかりと準備してあった。

ああ、良かった。

時々雑にやるからな。

取り敢えず、もう眠りにつくか。


俺は早めに起きた後、外にあった物を片付けていた。

鍋の水は魔法で処分しておく。

その魔法は”塵処分(ごみしょぶん)”。

そのままの名前だ。

使うと謎の穴が出来て、その中に塵を入れると処分出来る物だ。

つまり、移動可能なゴミ箱って事だ。

さてと、あかねを起こすとするか。

今日は何分と言うのだろうか。

あかね、さっさと起きろ。」

「う~ん、むにゃむにゃ。あと、540ぷ……」

「もう、聞ききたぞ。さっさと起きてもらう。」

「えええ~」

あかねの入る寝袋を天幕テントから引きずり出して、起こした。

それでも、寝袋から出てこないから最終手段をしよう。

「火魔法 ”引火鬼火いんかおにび”」

もう、ギリギリまで燃やして起こそう。

俺はもう怒ったからな。

「ちょ、熱い熱い熱い!」

ようやく起きて来た。

次起きてこなかったら、どうしようか。

「もう朝かぁ。」

「すぐに行くぞ。」

「ハイハイ。」

次に向かう先は、竜喉洞穴(りゅうこうほらあな)と言う場所だ。

多分、暗いところで過ごす生物が多くいるのだろう。

例えば、蝙蝠(コウモリ)蜈蚣(ムカデ)とかが居るな。

そんな奴らだろう。

「次に行く所は竜喉洞穴だ。」

「え~、暗い所は嫌いだよぉ。」

「言っとくが、俺もあんまり好かないが、ここを通らないと誘いの森を引き返す事になるぞ。」

「それは嫌だ。」

「じゃあ、行かないとな。」

天幕テントや寝袋を片付けて亜空間に入れようと、亜空間を開いた。

すると、何かの気配を感じた。

最近、魔物の襲撃とかで気配に敏感びんかんになってしまった。

それは良いことなのだけれど。

取り敢えず、魔法をいつでも放てるように準備はしておく。

その時、足元に何かが通り過ぎていった。

咄嗟とっさに下を見ると、猫のような生物だった。


<キューティングキャット> F- 階級(クラス)

世界一(せかいいち)可愛(かわい)い魔物”と言われる程、可愛い。

この可愛さで、天敵から逃げる。


何だ、この可愛いで埋められた説明は。

しかも、何か(なつ)かれてしまった。

「なにこれ~! 滅茶苦茶(めっちゃくちゃ)可愛いじゃ~ん!」

「しかも、何か懐かれたようだ。」

「じゃあ、連れて来ちゃえば良いじゃん。」

俺も可愛いのは元々好きだからいいんだけど。

すると、ウインドウが開いて何かを選択する画面が出てきた。


{飼育魔法を使用しますか? YES or NO}


待て、魔物を飼うためだけでも魔法を使うのか。

まあ、いい。

さっさとYESと答えよう。


{キャーティングキャットを”テイク”しました。}

なんか、キャーティングキャットを飼うことになってしまったな。

おまけ


〈鷲肉の水煮〉


1 肉を手頃な大きさに切る


2 鍋に水と肉を入れて、強火。


3 灰汁(あく)を取り出して、放置。


4 完成


実際には鷲の肉は不味いらしいですが、魔鷲デーモンイーグルは魔草も食べる為、鶏肉っぽい味がします。

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