7,説明
「そうか、分かった」
「あっ!!大事なこと忘れていた!」
神父が急に大きな声を出した。
「君たちに、まだ日常生活で使う魔法を教えてなかったね」
(あっ!そういえばそうだった!すっかり忘れてた)
「あ〜〜〜、君たちは後でまた合うことになるからその際に教えよう」
(う〜〜ん今知りたいけど、今日中に教えてもらえるならそれでもいいか)
「わかりました」
「では、次の鐘がなったらここに来てくれ、その時に話たい事と魔法を教えよう、カインもそれでいいか?」
「はい、私もアイと同じでいいです」
「よし、ではまた」
話が終わった私はそのまま教会の重い扉を押し開けて表にでた
「ねぇアイ、なんで私たちはこの後また話すんだろうね」
(う〜〜ん、本当になんでだろう怒られるような感じではなかったし、そのときにならないとわからなそうだな、あと次の鐘がなるのはいつ頃なんだろう)
「わからないけど怒られるようなことではないと思うよ、というか次の鐘はいつなるのかな?」
「あっ、てかお母さんたちは?」
「アイ!」
「カイン!」
私たちの名前を叫んだのは、お父さんだった。
「一体なにがあった?」
お父さんが心配そうな顔で話しかけてきて私の右手を握ってきた、隣にいるカインの左手も握っていた。
「とりあえず、こっちにお母さんとカインの両親がいるからこっちにいこう」
そう言われて、教会の正面から右に少し歩いたら私のお母さんとソラ、カインの両親がいた。
周りには洗礼式に参加していた子もいて、ここは洗礼式を終えた子が隣の部屋から出てきて親と合流するための広場のようになっていた。
「アイ!何があったの?他の子たちに聞いても属性を調べたあと、残されてたって聞いたけど」
お母さんやソラも心配そうにしていた
「私とカインは混合属性らしくて、魔力量がどのくらいか計ってた」
「混合属性...それは本当のな?」
(混合属性はあんまり良くないのかな?)
「混合属性はよくないの?」
「混合属性は貴族ではないと魔力量が足りなくて、使うのが難しいのよ」
(え?魔力量が足りない?混合属性は魔力を沢山使うってこと?けど昔に水がすこしだけ、出たよね。
混合属性って混ざりあっているってことだよね、水が出たことそのものがおかしいのかな?...)
私が黙って考え込んでいたら、カインが話しかけてきた。
「ねぇアイー私たち神父様にまた来てくれって言われたよね?」
「うん、次の鐘が鳴ったら両親と一緒に来てって言ってた、多分私たちが混合属性だから、その説明かな?」
「次に鐘がなるのは、半分くらいだな〜」
「お父さん分かるの?」
(半分くらいって、どういうこと?時計みたいのがあるって事?)
「あ〜〜街の兵士をしていると魔道具の時計ってのを見ることがあるからな」
(へ〜〜そうなんだ)
「あと半分ってのは?」
「教会の鐘は時計の針が2回転したら、鳴るだよ。ほらあそこにあるだろ」
お父さんが指でさしたのはまさかの教会の隣に建っていた塔で、でっかい時計がついていた。針が2回転とは分針のことだろう。30分後か
「まだ、次の鐘が鳴るまではもう少しあるから、詳しく何があったか教えてくれないか?」
お父さんがそう言うと、私とカインで中で何があったか説明した。
「だから私たちはまだ魔法を教えてもらってないの」
「なるほど、とりあえずここで鐘が鳴るまで待って皆でいくか」
「あと、私たちは魔法を使えないの?」
「う〜〜ん使えはする、というのも混合属性ということは2つの属性を同時に出し混ざるから消費が激しいと聞いたことがある、使えたとしても一日に1、2回しか使えないだろうな。あと平民で混合属性はお父さんでも見たことはないぞ」
つまり使えるけど、魔力の消費が激しくて一日に1、2回しか使えなく、私は火と水が混ざった物しか出せない、そして珍しい。
まず”火と水が混ざった物しか使えない”これはおかしいと思う、私は昔に水をほんの少しだけどだしたことがあるからだ。
「水の魔法は使えないの?」
「それは、神父様にきいたほうがいいかもな」
「アイ安心しろよ、俺は水属性だからアイが水を出して欲しいときは俺が出してやるよ」
「ありがとう!ソラ!でも今まであんまり使ってなかったよね?」
ソラは恥ずかしそうに答えた
「そっそれは、お母さんに俺は似てて魔力量があんまり多くないし、あと畑で使うからな」
「お母さんの魔力量は少ないの?」
「まあ周りの人たちよりは少ないわね、でもそこまで気にならないわよ」
「カインは水と土だよね、どんなのが出てくるのかな?」
火と水だったら水蒸気とか熱湯とかまだ想像がつくけど、土と水はドロとか?
「確かに、何が出るんだろう?あとで神父様に聞いたらわかるかな?」
私やカインは魔法で何を出せるかの皆で考えていたら、鐘が鳴った。
「カーンカーン」




