5、洗礼式
一度間違えて、下書きが全て消えてしまい急いで書き直したので誤字脱字があるかもしれません。
洗礼式とは、7歳になった子どもが全員受ける式で、平民は春、夏、秋冬生まれに分けられて、季節が変わる初めの日に式を行う、冬は寒さなどの関係もあり秋にまとめられる。この式では神の教えや、自分の属性を調べて日常生活で使う魔法を教えてもらう式である。
洗礼式当日
今日の朝は普段よりも忙しい、特に母が
朝ごはんである、黒パンを頬張り朝ごはんを食べ終わったら、2年くらい前に買った服に着替えた
今は少し大きくなって、前は膝が隠れたのに今は少しだけ見えるのだ。
え?あんまり成長してない?しかたないだろ!
ご飯はパンやシチューばかりで栄養不足なのだ
着替え終わったら、お母さんが髪を少し整えると言って私を椅子に座らせた。
「アイの髪の毛はサラサラねぇ」
(サラサラ?あんまりそうは思はないけどなぁ)
「そう?」
「お母さんよりもサラサラよ〜、毎日井戸から水を汲んではそれで洗っていたからかしらね」
水洗いでもやらないよりはマシなのだ、
お母さんが大事にしている櫛で私の髪を梳く、私はよくこうしてお母さんに櫛で髪を梳いてもらっている。
髪を梳くことは大事で、よく髪を洗っていない人や梳かない人は髪の毛にシラミが住み着いていることが多いのだ。
お母さんは忙しいときでも、私の髪の毛をゆっくりと丁寧に梳いてくれる。
「よし、それじゃ行きましょうか」
「うん!」
「ほら、ソラとお父さんも行くわよ」
「よし!、行くか!!」
珍しく、お父さんが声を大きく出していた。
普段はあまり大きな声は出さない人だが、娘の大事な式なので少しだけ張り切っているのかな?
お父さんが玄関のドアを開けて外に出たら、カインとその家族が一緒にいた。
「ア〜イ!!、早く広場に行こうよ!」
(あ〜〜〜〜〜これが本物の天使だ)
カインの笑顔が天使のように可愛かった、服が白いのも合わさって余計に天使のようにみえた。
カインはこの村では一番顔が整っていて美少女だと思う。
「アイどうしたの?」
「えっ!な、なんでもないよ。早く広場に行こ!」
「うん!」
村の広場に行くと、今日洗礼式を受ける子どもとその親や兄弟がいた、洗礼式を受ける子は白い服をきているので目立ち一瞬で分かった。
その後に大人や年上の兄弟が私たちをサンドイッチのように挟んで、街に向かった。
街へ行く道中に男のに話かけられた。
「ねぇねぇ、君ってもしかしてアイ?髪の毛の色も青いし」
「うん、そうだけど...どうしたの?」
(なんで、この子は私の名前を知っているの?私は基本的にはカインのグループにしか顔を出したことがないのに)
「なんか、畑の手伝いをしてるときに、エマとウィリノーが話してたんだよ」
(えっ?もしかして陰口?嫌でもそんなことをするような子でもないしな〜、なにを話してたんだろう)
「なんの、話をしてたの?」
「髪の毛の色が青色で珍しい子がいるって言ってた、てか青色の髪の毛って本当なんだね」
(髪の毛が青色なのは珍しいのかな?確かに、この村ではお父さん以外で髪の毛が青色の人は見たことがないかも)
「アイは髪の毛が青色だから、水の魔法が得意そうだよね」
とカインはニヤニヤしながら、言っていた。
(髪の色と、得意な魔法は関係なさそうだけどな〜、実際にお父さんは髪の毛が青色だけど、火の魔法を使っていたし)
「得意な魔法なんてないぜ、魔法には”ぞくせい”があって自分の属性の魔法しか使えないんだぜ」
私とカインは驚いてしまった。少年は続けて言った
「お父さんが言ってたし本当だぜ、俺のお父さん何でも知ってるて言ってたもぜ」
(すごいお父さん信じるじゃん、しかも”ぜ”多いな、でもこの話が本当なら私の属性は水だろうね。というか私は結構知ってたたと、思ったけど全然だった。)
「そうなの?じゃあアイは水属性だね」
(まぁ、ほぼ確定しているし適当に頷こうかな?でもまだ属性は本来はわからないはずだし、否定ぎみに言うか)
「確定はしてないけど、水だったら嬉しいね。いろいろ便利だし」
「カインはなんの属性がいい?」
「私はアイと一緒の属性がいいな〜」
(私ってそんなにカインに好かれてたっけ、カインは私の中では一番仲良い友達だし嬉しいな)
「俺はやっぱり土がいいぜ、お父さんが土の魔法だと何かと農作業が楽になるって言ってたし」
(土属性は農家にあってるのか、他に何があるんだろう?今のとこ知ってるのは、土と火と水か他には何かないのかな?)
「ねぇ君の名前は?」
「ん?俺?言ってなかったけ?俺はナイルよろしくな」
「ナイルね、魔法の属性って他に何があるの?」
「確かこの3つだけだったきがするぜ」
「なるほどね、ありがとう!」
「このくらいいいぜ」
それから他の子とも話したり、カインと会話をしていると大きな城壁と門が見えてくる。
「「「すご〜〜い」」」
初めて見る子もいるのかな?
普段は街に子どもは両親がいないと、行ってはダメと村では言われているからだ。街では知らない人も多ので、誘拐されてしまうので大人とではないと危険と言われているからだ。
「俺何度も、行きたいって言ったのにダメで今日初めてだから、すごく楽しみなんだぜ!!」
ナイルは笑顔で話しかけてきた
「そうなんだ、よかったね」
「おう!!」
そして門の前につき、何にも言われることもなく笑顔で通してくれた。
街に入ると沢山の人がいて、初めて来る子はキョロキョロしていた、
きたことのある上の兄弟は、少し自慢気であった。
そして教会の前に着いた、教会の前には白服の子が数十人程度いた、これだけ大きな街だったら教会もいくつかはあるので、バラけているのだろう。
そして白服の子どもたちが2列になって、並べさせられ、それを大人や兄弟が囲んでいた。
「カーン、カーン」
教会の鐘がなると、入り口の重い木製の扉が開き、扉が閉まると外の世界の雑音と親や兄弟の声が完全に遮断される。日に照らされた巨大なステンドグラスが、赤、青、紫の鮮烈な光を床に落としている。光の粒の中を、目に見えないほど細かな塵がゆっくりと舞う。左右に整然と並ぶ、長い木製の椅子。かすかに残る蝋燭の煤の香りが、優しく鼻をくすぐる。赤いカーペットが正面の奥へと続く、独特の空気感に震えを感じる。一歩歩くたびに、コツン、コツンと高く響き、そのまま吸い込まれるように消えていく。
周りの子どもたちも、黙り込んでいた。しばらくしてカインに声をかけようとしたが、声の音だけを完全に消えてしまったように感じ、カインと目を合わせた次の瞬間。
「全員前から順に椅子に座りなさい、今この魔道具で君たちの声だけを消してある。騒がれると面倒だからね」
そう言った、老人の男性は左手にベルを持っていた。
子どもたちはおとなしく、前から順に椅子に座っていく、私の隣はもちろんカインである。
全員座り終わった後に、老人の男性が台の上にある分厚い本を読み出した。
一時間くらい聞かされた。要するにこの世界には4人の神がみて、火の神、水の神、大地の神、光の神が存在し、火、水、大地の神を束ねているのが光の神であるらしい。その話が終わると、巫女のような服装をしている女性が水晶玉を持っていて、それを台に置いた。
「今から、君たちがどの属性か調べる、一列に並びなさい」
私たちは、素早く一列に並び私の後ろにカイン、前にナイルがいた。
「では君から、この水晶玉に手を当てなさい」
一番目の子が水晶玉に手を当てると、水晶玉が真っ赤に染まった。
「うむ、君は火属性だね、では隣の部屋に行きなさい。他の子も終わったら隣の部屋に行きなさい、ここから右にまっすぐ行ったら扉があるから、中に入ったら魔法についてシスターが説明してくれるから」
いざ、調べるとなるとなぜか緊張してしまう!
「では次、うむ、君は土属性だね」
土属性だと橙色になるのね
「では次、うむ、君は水属性だね」
水属性だと水色になっていた
あっ!次はナイルの番だ、ナイルは確か土属性がいいって言ってたよね、がんばれ!頑張ってもどうにかなるものではないけど
ナイルが恐る恐る手を伸ばし、水晶玉に触れると綺麗な橙色に染まった。右に向いて歩き出した時に横顔はにんまり笑顔だった、にんまり笑顔とは笑顔の中でも最上位の笑顔である。
そして私の番、手を伸ばして水晶玉に触れると
左半分が水色で右半分が赤色に染まった。
神父の人の表情は変わらなかった、
だが少しの間黙っていた。
「うむ、君は混合属性のため椅子に戻り座ってなさい」
「では、次」
手慣れている、混合属性は以外といるのかな?でも普通は1つだけだよね。話的に多分だけど
そしてカインが手を伸ばし、水晶玉を触ったら
橙色と水色に染まった。
この際も、神父の表情はなにも変わっていなかった
しかしさっきよりも、黙っている時間は長かった。
「では、君も混合属性だから、あの子の隣に座りなさい」
その後は私たち以外には、混合属性は現れずに順調終わった、さすがとしかいいよがない手際の良さだった。
「では、君たちは少し待っていてくれ」
そう言って、神父は隣部屋に行った。
教会の中を説明する部分に今回は力を入れたので、評価してもらえると嬉しい限りです。




