16早速、魔法使い見習い?!
私とカインはシスターに言われた通りに片付けあと、三人で教会の庭にあるベンチの座って休憩していた。
「やはりカインさんとアイさんは将来は魔法使いになるのですか?」
シスターが笑顔で私たちに聞いてきた。
「私は魔法使いになります!多分カインもそうだよね?」
「私はアイとできるだけ一緒が良いから、私も魔法使いになる!」
(私ってやっぱりカインに好かれてるな〜〜〜こんなにかわいい子が私の事を好いてくれて嬉しすぎる)
「御二人とも魔法使いですか、魔法使いは大変と聞きますので頑張ってください」
(どこらへんが大変なのかな?魔力切れとか、どの魔法を使えばいいのか、判断が難しいとかかな?)
「魔法使いって大変なんですか?」
「まあ大変と言われてますね。高いお金を貰っておいて依頼者を満足させる事ができないと文句を言われたり、依頼の場所まで行くのが大変と聞きますね」
(シスターさんは魔法使いについて詳しいなー、あと思ったよりも魔法使いは大変そう)
「詳しいですね。いろいろと教えてくれてありがとうございます」
「うふふ、本当にいい子たちですね」
三人で魔法使い見習いろして働くなどの話しをしていると鐘が鳴った。
「鐘が鳴りましたね、魔力はどうですか?」
2時間がたち、私の魔力は三分の一くらいまで回復した。
「私は、あと数回なら魔法が使えます」
「私も」
シスターは目を見開いて、カインと私を見た。
「凄い速さで回復してますね。普通の人ならまだ使えるほどは回復しないんですよ。今日中に魔法使い見習いとして、登録できるかもしれませんね」
「今日中ですか?!」
「えっ?!」
「はい、神父様から魔法を広範囲に使えるようになったら、登録しに行くように言われております」
(まさか、今日中とは思わなかった。神父様の話しかた的に、後日だと思ってた...)
「どこで登録するんですか?」
カインがシスターに質問をした。
「魔法使い組合ですね」
(協会ではなくて組合なんだ)
「近いのでもう行きましょうか」
「「はい!」」
シスターと共に教会の外に出て魔法使い組合に歩いて向かって行き、無事に組合に着いた。
「つきましたので、中に入りましょう」
私とカインは軽く頷いた。シスターがドアを開け先に中に入った。
「おー凄い」
「うん」
中は教会よりも広く、そこら辺の建物なんかよりもずっと綺麗だった。
「えーーと確か神父様が言うには、2階に登録をする場所があると言っていたので、2階に行きましょう」
「はい」
私は返事をして、カインは軽く頷いた。
部屋の右側にある階段を登り、まっすぐ行くとドアの前に男性が立っていた。その男性にシスターが話しかけた。
「すみません、魔法使い見習いとして登録したい方がいるのですが、どこで登録すればいいんですか?」
「それなら、この部屋の中に入ってください。ですがその前に登録したい方はだれですか?」
男性が笑顔で聞いてきた。
「私の後ろにいる、この2人です」
男性は私とカインを一瞬見た後、少し睨んでシスターに質問をした。
「まだ、13歳以下だと思うのですが...」
「まだ、7歳ですが彼女たちは魔法学校へ通うので、働かなといけないのです。そしてカルキア教会の神父様が、見習いとして働くことを許可しています。こちらが、証拠です」
そういうとシスターは懐から、銀色の板を取り出し男性に見せた。
「おおーーこれは本物ですね。失礼しました。では中へどうぞ」
男性はドアを開けて脇に退いた。
「では、アイさん、カインさん、中に入りましょう」
私たちは頷き、シスターの後ろにべったりとくっつき、中に入って行った。中に入ると1人の男性が机に向かって椅子に腰掛け、黙々と書類に目を通していた。机の上には何枚もの書類が積まれていた。
「ここになんの理由できたのかね」
男性が話しかけてきた。
「こちらの方々は、魔法使い見習いとしてと登録しにきました」
ドアの前にいた男性がいつの間にか私の隣に移動して、私たちについて説明した。
「ふむ、しかしそこのシスターがなるわけではないだろう?ドゥルガーの隣にいる少女たちも、まだ13ではないだろう?誰がなるのかね」
「はい、この少女たちです。しかしこの少女たちは、魔法学校に通うので、働かないといけないのです。
それとカルキア教会の神父様が、見習いとして働くことを許可しています」
「ふむ、わかった。ではなんの問題もないな」
(13歳以下を見習いとするのは禁止とか、法律があるのかな?それとも宗教上?)
椅子の座っている男性は、机の引き出しの中から透明の水晶を取り出し、机の前に出した。
「この水晶に触れれば、魔法使い見習いとして登録されるから。触ってみなさい」
「は、はい」
私から水晶を触った、触るとほんの少し光った。
「問題なく、登録できているな。次は君」
「はい」
カインも水晶に触ると、ほんの少し光った。
「よし、これで登録完了した。仕事などに関しては一階の受付に聞いてくれ」
「はい」
「はい」
「ドゥルガー、案内してあげなさい」
「かしこまりました」
ドゥルガーを先頭に、この部屋から私たちは出ていった。そのまま着いて行き、受付に前の着いた。
「すみません、この子たちは新しい魔法使い見習いなので、仕事について説明して上げてください。私はこの後、組合長と他の組合長での会談がありそれに着いて行くので、準備をしなくてはならないので、仕事についての説明をお願いします」
「はっはい!」
受付の女性は少し焦った様子で答えた。
「ありがとうございます、ではお願いしますよ」
そう言うと、ドゥルガーは受付のお姉さんが返事をする前に階段まで移動していた。
(足早!!!)
「では、魔法使い見習いの仕事について説明しますが...えーーとこの少女たちが見習いでよろしいのですよね?」
半信半疑という目でこちら見つめてきた。この世界だと普通はまだ見習いになれないから、疑ってしまうのだろう。
「はい!私とカインというこの子です!」
「そうですか...確かに、この書類にカインという名前が追加されてますね。すみませんがあなたのお名前は?」
受付の人は1つの書類に目を通して聞いてきた。
「アイです!」
「アイ...確かにあります。疑うような真似をしてしまい申し訳ございません。改めまして、アイさん、カインさん。魔法使い見習いとしての最初のお仕事についてご説明します」
「「はい!」」
(まあ、疑うのは当然だよね。てか、なんでもう書類に私とカインの名前があるの?さっきの水晶がなにか関係してる?)
「まず、”魔法使い見習い”と”魔法使い”ではそこまで仕事に関してあんまり変わりません。魔法使いの仕事は依頼されて、依頼者が魔法でどうして欲しいのかを聞いて、それを実行するのが魔法使いの仕事です。
また遠方への依頼を引き受ける際、組合へ申請すれば馬や馬車の提供を受けることができます。依頼については、こちらで属性などで判断して割り振る形になりますね。 それと割り振られた依頼を引き受けれるかは、ご自身で決めれます。なので、日曜日以外は一日に1回は組合にきていただければありがたいです。依頼が受注されて一週間以上放置された場合はしばらくの間は仕事を振らないので、気をつけてください」
(へーー珍しい。この世界で休みがあるんだ、お兄ちゃんやお父さんには休みがないのに、ホワイトだな〜)
「申請が通り、馬が借りれた場合はこの建物の裏手にある厩舎厩舎へ向かってください。係の者が馬を引き渡してくれます。一通りの説明は終わりましたが、なにか質問はありますか?」
「いえ、特にないです」
「カインさんもないですか?」
「は、はい。ないです」




