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11、魔法学校と魔法

部屋の中に入り、神父様が奥の椅子に座った。


「君たちも座りなさい」


「はい」

「はい」

カインは私に続いて返事をした。


「では、魔法学校について話す」


私とカインは小さく頷く


「まず、魔法学校は王都の貴族街にあり、基本的には貴族の子供通う学校になっている、もちろん君たちのような子供のために平民科というのがある」


(貴族か〜〜中学や高校で習ったとうりの貴族だったら、平民の私たちをすごい見下して来そうだな〜)


「平民科には現在2人だけ在学しいるが、一人は1年生でもう一人は2年生で、2年生の方は君たちが入る頃には卒業しているだろうな、一年生の方は先輩になるな」


(2人しか在学してないんだ、というか先輩は結構嬉しいな、優しかったらいろいろ教えてくれそう)


「平民科では一年に1回だけテストがあり、そのテストに受からないと進級はできないが、しっかりと準備しておけば落ちることはないだろう」


(一年に1回しかテストがないのは嬉しいけど、1年分の復習をしておかないといけないのは大変そう)


「あともしも落ちてしまったら、一年分の学費を卒業後に借金として払わないといけなくなるから、絶対に受かったほうがいいぞ」


「あの質問いいですか?」


「うむ、いいぞ」


「学費ってそのテストに落ちない限り払わなくていいんですか?」


「うむ、平民じゃあ払えないと思われているからな」


(ありがたいけどムカつくな)


「では話しを進めるが、いいか?」


「はい」


「卒業後は魔法の研究者になってもらうことになる。なぜなら....」


少し間が空き神父様が迷っている様子だった。


「君たちはこの国、アルカナ王国にとって君たちは監視の対象なんだよ」


「な、なんでですか?」

カインが少し驚いた様子で神父様に聞いた。


「まず君たちは、大人になったら魔力量が貴族と同等になる。これは王国にとって、少し面倒な事なんだ」


(面倒か...)


「そ、そうですか」

カインが悲しげに言った


「うむ、だが王国のために貢献していたら、自然と監視の目などは減っていくだろう」


「学校に通っている間に、なんのことで貢献するかは考えておくといい」


(私は生活系かな?)


「カーンカーン」

鐘が鳴った


「おっと、鐘が鳴ったなそろそろ人が教会に来るな。先に混合属性について教えたほうがよかったな、混合属性は少し面倒だからな、そうしたら私がいなくても、暇にならないで魔法の練習ができたんだがな」

神父様がどうするか考えているところにカインが、話しかけた。


「神父様、混合属性の魔法を教えるには時間がないかもしれませんが、昨日教えてもらった魔法以外に他の日常で使える魔法を知りたいので、それを教える時間くらいなら、あるんじゃないですか?」


「ん〜確かにな、君たちは学校に入る前には知っておいた、ほうが良い魔法をもあり、それは後日にしとこうと思っが、今日でもいいか」


「だが本来ならば教会に来て、高いお金を払って初めて新しい魔法を知ることができるのだ、あんまり人には見せびらかさないように」



「「はい!」」


「うむ、いい返事だ」


神父は歩き出し、棚から木札を何枚か手に取り、こっちに戻ってきた。


「これだ」

そこに4枚の木札が置かれた


「この2枚が水の魔法で、こっちの2枚が土の魔法だ。昨日と同じで、一点に魔力を集中させて詠唱すれば使える。魔力は少量で良いぞ、多すぎると昨日みたいになるから、気をつけるように」


「「はい!」」


「いい返事だ」


「コンコン」


扉がノックされた。


「では、私は行くが気をつけるようにな」


「「はい!」」


「うむ」


神父様はこの部屋から出て行った。


「とりあえずやってみる?」


「うん、そうだね。この中に日常で使える、土の魔法があるといいね」


「うん!」


私は2枚の、木札を手に取り、何が書かれているのか少し見ていたら、カインが話しかけてきた。


「アイーこの魔法結構使えそうじゃない?」


「どれどれー」


そこには、魔力を砂に変えるようなことが書いてあった。


「ねぇこれってさお父さんの知り合いが使っていた、って言ってた砂の魔法じゃない?」


「多分そうだと思う」


「ねぇカインこの魔法を使ってみてよ、コップとか作れるのかな?」


「どうだろう、とりあえず詠唱してみようかな」


カインは自分の手のひらを見つめた


「よし、このぐらいで、詠唱は」


「我が魔力よ砂に姿を変えよ」


カインの手のひらに少量の砂が現れた。


「これってどうやって、コップの形に変えたりするのかな?」


「その砂を操ったりするのはできない?」


「う〜〜んどうだろう、魔力をこの砂にまとわせてもなんにも起こらない」


「その砂がコップになる想像してみたら?」


魔力を感じるのも想像だったし、魔法は想像なのかな?

カインが砂を見つめていたら、砂がだんだんとコップの形を成していき、ついにコップに変わった。


「やったー!できた!アイの言った通りに想像したらできた!」


「カインやったね!これでいろんな物を作れるようになったんじゃない?」


「うん、でもこれ形を維持するの少しムズい。なんか、ほんの少しだけ魔力を使うし、気を抜いたら崩れそう」


(難しそう、私も水でなんか作れるかな?)


「私もなんか作ってみようかな?」


「水は砂よりムズかしそうだけど、頑張って!」


「我が魔力よ、清き水に姿かえよ」


今回は魔力を抑えたので、お母さんが出した水球と同じ大きさの物ができた。


「これって形を変えることができるのかな?」

私はこの水球が水の棒になるのを想像したら、水球がどんどん縦に伸ばされていき、ついに棒状になった。


「お〜〜できたけど、これ難しいね、魔力が少しいるし、気を抜いたら崩れそう」


「ねぇアイその水この砂のコップに入れてみてよ、多分漏れないと思う」


「いいけど、念のために窓から外に手を出してやろ」


「わかった」


私とカインは大きな窓の前まで、移動してカインが砂のコップを窓から外に少しだけ出した。


「よし、アイ水入れてみて」


「うん」


私は水の棒をカインの砂のコップの上まで持っていき、形を少しづつ崩してカインのコップに注いだ。


「お〜〜漏れないね」


「カイン少し飲んでみてよ、私の出した水美味しいよ」


「わかった」


カインはなんのためらいもなく全て飲んだ。


「めっちゃ美味しいね!」


「でしょう!今日からは、この水しか飲まない!」


「魔力切れ起こさないように気をつけてね、とこれでこのコップそのまま捨てていいかな?」


「まあいいと思うよ」


カインは持っていたコップの形を崩して、外に捨てた。


「エコだね」


「エコ?」
















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