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箸休め
旅の途中、五十鈴はすづとカードゲームを楽しんでいた。
「すづは、ブルスケッタと焼き芋を召還するのです」
「よし、じゃあ、ブルスケッタを長槍兵で攻撃だ!」
「だめなのです。ブルスケッタはすづが食べるのです」
「攻撃できないのか、仕方ない、焼き芋にするか」
「『ご馳走様』なのです。焼き芋はお昼ご飯に取っておくのです」
「焼き芋もダメなのか? すづのカードずるくないか?」
「ずるくないのです。おいしいのです」
「いつまでも遊んでないで、ご飯だよ。五十鈴さんまた負けたのかい?」
「おかしいな、あの時はこう、華麗にに決まったんだが……」
「そりゃ奇跡ってもんだね、ニコル兄さんも毎日やっていたけど、そのカードで一回も勝った事がなかったからね」
「……そんなカードで、大会に出場していたのか…………」
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食事をしていたすづがばったりと倒れた。
「うーん、毒なのです……」
「すづ、しっかりするんだ! 今すぐ毒を吐き出させてやるぞ!」
「……もぐもぐ……」
「ギャー、俺の腕がー!」
毒を喰らわば腕まで、すづがそう言ったかどうかは定かではない。




