表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/40

第37話。かみなりまほうの、もーとくん!

ひまほう、みずまほう、かぜまほう、つちまほう!


それとー?あとは……かみなりまほう!


かみなりまほうは〜びりびり!!

 リオラは遂に四属性を習得した。火魔法、水魔法、風魔法、土魔法であった。


 残すは雷魔法、光魔法だけであった。リオラは再度、本のページを開く。雷魔法についての説明であった。


 雷魔法は都市の発展に必要不可欠である。何故なら都市の電力を雷魔法で補えるからである。発電機が故障すれば雷魔法で補助できる。


ココロ街の発電は水力発電と風力発電である。


 リオラはマジマジと本を見つめる。そして本を閉じて考え込むのである。


「かみなり〜ん〜かみなり〜びりびり?」


 リオラは雷を想像させるが、なかなか上手く想像が出来ないでいた。リオラがまだ幼い時にしか雷を経験した事がないからだ。


 リオラにとって2歳の記憶とはないに等しいのであった。どうにかして雷魔法を習得したい、リオラである。


「そうだ!そんちょうの〜ところにいこう」


 リオラは村長の家へと向かうのであった。村長はグレイ一家の、もっとも理解者であった。


 村長はアンナが初めて赤子であるアーサーを連れて来た時に最初に会った人物でもある。その時、リオラはまだ誕生さえもしてない。


リオラは、この集落で産まれて育ったのである。


グレイ一家にとって村長は「祖母」になっていた。


 なのでリオラが村長の家に入っても怒られないのである。村長も「孫娘」だと可愛がるのであった。


 この集落の人数は対して多くない、今は30人ぐらいの人数である。森林の中の集落ゆえに住む者は少ないからだ。


リオラは村長の家の中へと入るのであった。


「バァバ〜いる?りおらだよ〜?」


 村長は部屋でくつろいでいた。リオラを見ると村長は微笑むのであった。


「おゃ?リオラじゃないかい?どうしたんだい?」


「バァバ!かみなり〜おしえて〜!」


「雷が知りたいのかぃ?リオラは?」


「うん、かみなりて〜どんなの〜?」


「空からもの凄い雷が落ちるからねぇ」


「ん〜よく、わからない……バァバ」


「かっかっか、いつか、体験する事があるさね」


「わかった!バァバ、ありがとー!」


 リオラは村長の家を出る時に扉を閉めようとした時であった。金属の取手を掴む時に静電が流れる。


「パチン!」とリオラの手から静電が流れた。


「わぁー!びっくりしたぁー!びりびり!」


 リオラは「はっ!」とするのである。この感覚で想像すれば雷魔法は放たれるのだと。


 リオラは想像する、先程の静電である「パチン!」を掴もうとするリオラであった。


 両手を水平に向けて……10分……15分と経過するのであった。すると微かにリオラの手から微かにイナズマらしき一瞬で消えさる。


 「バチ!バチ!」と両手からイナズマが形成され一瞬で消える。リオラは喜んで飛び跳ねる。


「やったー!やったー!かみなりだぁー!!」


 こうして火魔法、水魔法、風魔法、土魔法、雷魔法を習得した、リオラであった。


5歳でありながら、五属性を習得したのであった。


 勇者は9歳で四属性が限界であったが、リオラは勇者を凌ぐ習得を見せたのであった。


 だが、それは誰も知らない事であった。もしも、街で生まれて、それを披露していれば「伝説」になっていたのかも知れない……。


こうして残すは光魔法だけになっていた。

次回、第38話。ひかりまほうの……もーとくん?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ