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第20話。俺の自慢の息子だ。

今年も家族との大切な時間が取れた。


アーサーが釣りを楽しんでくれて良かった。


年に何回かの家族で出かける、絆も強まる事だろう。


リオラも成長すれば皆でパーティーを組めそうだ。


あの2人なら冒険者ランクを上がってくる事だろうな!

 グレイ一家は家への帰路についていた。グリフォンを小屋に……しかし小屋が狭すぎてグリフォンは嫌がる。外へ自由にさせる事にした。グレイ一家。


 既に外は夜になっていた。集落は静まり帰る。魔法の外灯で明るく家を照らしていた。


 グレイ一家は自宅で、のんりびと過ごすしていた。夕食はグレイとアーサーが獲った魚をアンナが調理して魚の料理を皆で堪能した。


 グレイは常に情報を得るために街のトレンド新刊を読む。ソファーでくつろいでいた、真剣な表情で読んでるとアンナが近寄り、ある事を伝える。


「パパ、やっぱり不安よ、籠手で殴るのでしょ?」


「はは、ママも、籠手を気にしていたんだな!」


「あなた、からかわないで本気なのよ、私は」


「そうだな、心配はない、実は考えてあるさ!」


「パパに任せるわ、私は素材を集めるわ」


「考えてる事は同じか……さすがは夫婦だな!」


「まったく、調子いいんだから、パパは」


「設計は俺がやっておく、初の試みだからな」


「そうだわ、私は一週間後にココロ街に行くわね」


「一週間後に武器屋に素材が入荷するらしいのよ」


「鉱石とか頼んでもいいかな、ママ?」


「えぇ、任せて、パパは設計をお願いね」


 2人はアーサーによる「モンク」の武器を生産する試みをするのであった。完成すれば大陸初のモンクの武器が誕生する……。


 グレイは立ち上がり、大きなクルクルに巻かれた白紙をタンスから取り出す。そして白紙をテーブルに広げる。グレイはぼーっと白紙を見つめていた。


 そもそもモンク武器の現物を見た事さえもないのだ。グレイは腕を組み、考え込む。


「ん〜む、殴るから〜強度はいるよなぁ」


「そうねぇ、想像もつかないわねぇ〜」


すると人形でおままごとで、遊んでいたアーサーとリオラが近寄ってくる。


「パパ〜ママ〜?なにをしてるの〜?」


「パーパ?マーマ?ドウシタ?」


「はは、アーサーの武器を考えてるだよなー」


「ふふ、2人なら、どんな風にするかしら?」


 アンナはアーサーの籠手を持ってきてテーブルに置く。するとリオラが「うーんとね」と考え込む。


「りおら〜てに、とげとげ〜たくさんつけるもん!」


「ぉれ、ソウチャク、ハヤメル、コテ」


 するとグレイとアンナはお互い顔を見合わせて大笑いするのである。


「そうか〜そうか!トゲトゲか〜採用だな!」


「そうね、常に装着するものね、そこも必要よね」


 グレイは羽ペンを取ってスラスラと描きだす、描きだして30分が経過する。それを見る、アンナ、アーサー、リオラ。リオラは椅子に上がる。


リオラは目をキラキラさせる「わぁ〜かっこいい」


「出来たぞ!モンク初の試作品の設計図だ!」


「まぁ、パパ!もの凄くイケてるわよ!」


「パーパ!カッコイイ〜!!」


試作品の設計図だが、しっかりと構造も描いていた。試作品段階の武器の名称は……。


  『自動式着脱モンク専用ニードル籠手』


任意のタイミングで着脱可能。拳には『針』を装着可能。毒針。麻痺針。回復針。本来の籠手より派手を演出。設計図担当。グレイ。


 4人は設計図を眺めていた。これが完成すればパーティーのバランスが変わる。グレイとアンナは同じ気持ちであった。


アーサーとリオラは目をキラキラさせながら見ていた。


「完成は5年だな!それまでにパパ頑張るぞー!」


一同「ぉれガンバル!りおらも〜!私は素材集めね!」


こうしてモンク専用の武器計画が始まるのである!

次回、第21話。アーサー買い物に行くわよ。

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