第16話。アーサー、冒険者を目指すか?
池で釣りをして一つだけ。俺は考えた。
それはアーサーとリオラの冒険者の階段だ。
アーサーの体格なら先に冒険者になれるだろ。
リオラは後、5年後に冒険者になれるだろうな。
今日はアーサーの気持ちも聞いてみるか……。
グレイ一家は池で、ゆっくりとピクニックを楽しんでいた。グレイとアーサーは釣りを楽しんでる真っ最中であった。2人は椅子に座ったまま、根気よく食いつくまで辛抱する。
するとアーサーの竿に魚が食いつく、アーサーは驚いて立ち上がる。
アーサーの竿に食いつくが逃げられてしまう、アーサーはいったい何が起きたのか?と目をまん丸にする。
「イマ、サカナ、エサ、タベタナノニ、ナゼ……」
「アーサー、残念だったな、魚も生きてるからな」
グレイは微笑むのであった。アーサーはもう一度、座る。アーサーは池を見つめながらグレイに質問する。
「パーパ、ぉれ、ボウケンシャ、ナレルカ?」
「アーサーは冒険者を目指したいのか!?」
「ウン、パーパ、マーマ、オナジランク、メザス」
「アーサー……そうか、そうか!」
「よし!パパは応援するぞ!アーサー」
「ぉれ、ガンバル、パーパ、エース、コエル!」
「アーサー……あぁ、パパも頑張らないとな……!」
「パーパ?ドウシタ?ナイテルノカ?」
「こ、これはな!目にゴミが入ったんだよ!」
アンナとリオラは魔法を活用した遊びをしていた。巧みに魔法を唱えて色々な物をリオラに見せる。
火魔法で伝説のフェニックスを作ったり。水魔法ならば伝説上のリヴァイアサンを作る。リオラはそれを追いかけ。
「まてー!とうばつして、おカネー!!」
「もぅ〜リオラたら〜そんな言葉いったい誰から」
アンナは腕時計を見つめる。もうすぐ昼になる頃だろう。
するとアンナが魔法の遊びを一旦中断するのであった。リオラがアンナの所に近寄る。
「ママ、どうしたの〜?」
「パパ、アーサー、リオラ、昼食にしましょう」
「さんせいー!ママ、おなかすいたぁ〜」
アンナとリオラはグレイとアーサーの所に向かう。
「そうだな、一旦、このままに放置して昼飯を食べるか!アーサー」
「ワカッタ、パーパ、ホウチ、シテオク」
4人は馬車の所に戻り、荷物を取りに行く。
そして、もう一度、池の近くで4人で座り込み昼食の準備に取りかかる。
アンナは弁当箱を開ける、弁当は3段式になっていた。3段、2段、1段と順番に持ち上げる。弁当箱には?
三段目はサンドウィッチ。カットしてあるパン。蜂蜜入りの重ねパン。
二段目はウィンナー。ハム。カットした干し肉。
1段目は野菜の盛り合わせ。サラダのポテト。飾りのデザード。
飲み物は牛乳、コーヒー、お茶。を用意していた。
アンナは水魔法を活用して手を洗わせる。
「わぁー!うまそうーママ!」「ウマソウ、マーマ!」
「よし!では食べよう!」「そうね、食べましょう」
全員「イタダキマス!いただきます!」
アンナはリオラが食べやすいように半分にする。リオラは口に入れる。
「ママ〜!おいしいよー!!」
「ん〜美味しいわねぇ〜外で食べると違うわね」
「マーマ!オイシイ!ウマイ!」
「ママの手料理は、やっぱり最高だな!」
こうして池での昼食を堪能するグレイ一家であった。
次回、第17話。冒険者には職が必要だ。




