↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゾンビにされた  作者: 斉藤一


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

152/235

150話目

 私達がここへ来てから数か月が過ぎた。私はハルカさんが教えてくれた技術を、大分使えるようになった。痛みを感じないし、殴られても投げられても平気で立ち向かえるから、覚えが早いみたい。今ではリナさんよりも格闘が強くなった。まあ、リナさんがそんなに格闘が得意というわけじゃないから、比較対象として正しいかどうかは分からない。ハルカさんにはまだ勝てないし。

 最近の動きとしては、リナさんとアヤヒさんが情報収集で外へ出ている。機動力のあるアヤヒさんは四国外を、リナさんは四国内を調べつつ機械の材料を集めている。ユカリさんは私の特訓を見ている。ハルカさんが護衛対象を一人にするわけにはいかないからね。

 ミカコさんとアオイさんは機械をいろいろと作っている。一体、何に使うのか分からないけど、最初の頃に比べるとかなり大きく、複雑で数も多くなった。今まで進まなかったのは、陸上で長く活動できなかったという事もあるけど、一番はそもそも完成形を知らなかった事が大きかったみたい。

 その完成形を知るアオイさんが参加したことで、一気にことが進んだみたいだけど、本当に何ができるようになるんだろう? もともとが寿命を延ばす為の実験って言ってたから、完成形は不老不死? 私はそんなものに興味が無いけど、その過程で逆に元の体に戻れるかもしれないっていうのが私の目的になるかもしれない。


「よし、私の休憩は終わりだ。もう一度初めからやるぞ」

「はい、お願いします!」


 私は休憩が終わったハルカさんに向かって走り出す。私に休憩は要らないけど、ハルカさんには必要だからね。今はリナさんが居ないから、休憩中の相手は誰も居ないし。


「今日はここまでだ」

「はいっ、ありがとうございました!」


 夜になり、ハルカさんが寝る時間になったので今日の訓練は終わりだ。睡眠の必要が無い私やアオイさんは引き続き復習や修理の続きを行う時間だ。そんな私の近くでユカリさんは寝ている。


「明日こそ、ハルカさんから一本取りたいな」


 私はユカリさんを起こさないように、静かに型を練習するのでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。