141話目
「アヤヒさんはどうする予定なんですか?」
私は少し首を傾げてアヤヒさんに尋ねた。
「私一人でも戦うつもりだったけど、状況が変わったわ。あの二人が敵か味方かによって大分変わるけど」
「私はアヤヒさんを手伝いたいです! アオイさんとユカリさんは?」
「私も一矢報いたいとは思っていたさ。なにせ、ナノマシンが間に合わなければ死んでいた身なんでな」
「私はカエデちゃんと一緒よ」
「分かったわ。三人は味方ね。ありがとう。それじゃあ、あっちのふたりにも話したいけど、敵対するようなら・・・」
「そうならないように私も説得頑張ります!」
アヤヒさんとの話が終わり、ハルカさんとリナさんにも話をします。一人ずつ話すとよく思われないと思うので、2人同時に話をすることになりました。
「そっちの話は終わったの?」
「はい。それで、お二人にも話しておかないといけないと思いまして」
「ふーん。それって、私たちが聞いていいやつなの?」
リナさんは、私たちがどういう話をするのか、大体の予想がついているみたいです。
「はい。私は大丈夫だと思っています」
「・・・そっちは?」
リナさんはアオイさんとアヤヒさんの方を、半眼で見ました。
「まあ、構わないだろうと思っているよ。デメリットとメリットなら、メリットの方が上回るからな」
「デメリットだった時は?」
「もう一度戦うだけだが?」
「うっ、やっぱりそういう話よね。でも、私たちがこうして話を聞く体制になってることで、大体の答えになっていると思わない?」
「予想していたなかでは良い方だな」
リナさんとアオイさんの中では、すでに想定していたようです。それって、このまま話して良いってことですよね?
「私の行動基準は、ユカリの護衛が最優先だと先に言っておこう」
「最優先・・・間違いないのか?」
「ああ。例えオミ様が命令を撤回したとしてもな」
「分かった。その言葉を信じよう」
えっと、私が話す前に、なにやら終わった感があるのは気の所為でしょうか?




