幕間
ど、どうでしょうかミルホワ様。
今回の事件なんですけど……
「うらやましいですわ……!」
えっ?
「エヴォル・ガスのことよ。人体をどろどろに溶かすなんて……あんなに便利なものがあったら、わざわざ苦労してフリュンを片付けなくても済んだのに……コトコさんの世界の文明ったら、すごいですわね……」
彼女だけが例外なんですよ。
本官が生きた時代でも、
エヴォル・ガスは言ってみれば超科学でした。
一人だけSFの世界にいるって感じですねぇ。
雰囲気はむしろパルプ・フィクションですけど。
そういうわけで、
本来ならば誰にも解けない事件だったのですが――
「本来なら?」
今回だけは、
本官の頭がおかしかったので真相に至りました。
「あなた、ちゃんと自覚があったの!?」
ど、どういう意味ですかぁ?
「頭がおかしいって……ねぇ?」
いや、今のはそういう意味ではなく。
本官の頭の状態が一時的に……
いやいや、女神様もうなずかないでください!
……そんな風に本官は見られてたんですか!?
頭が、おかしいって? ひどいっ。
うーっ。ショ、ショックですけど。
ともかく。
ここは下手に問題編で話すよりも、
モリヌークス問題編で詳しく説明しますね。
新町古都子でしたーっ!
ふんっ。




