43 《思惑》
感想、評価もらえると喜びます。(笑)
「やあ、久しぶりだね、駆斗……この世界ではエイトか……君なら出てくると思ってたよ、他の二人なら心配いらない。今頃元の場所に戻っているよ」
俺は目の前の優男を睨みつけながら問いかける。
「ここはどこだ」
「ここはまだ《WQO》の中だよ。特殊な場所だけどね」
「用があるならさっさと言ってくれ。俺にはやらなければならない事があるんだ、お前を倒せば戻れるのか……?」
「変わったね駆斗……まぁそういう事になるね。ようやく俺らの合計100戦、50勝50敗の勝負に終止符が打てるよ」
「そんなもん……忘れたよ……」
「はは……そうかい……」
「本気で行くぞ……和也っ!!」
「全力で止めさせてもらうよ、駆斗っ!!」
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雨天はある人物からのメッセージを確認すると幹部五人にメッセージを送り、召集をかける。
「ふぅ……やっとか……」
「……やっとですね。雨天さん」
「ああゼロか。はやいな、ちゃんと異名持ちたちを保護したのか?」
「はい。保護しました、戦闘不能にして《八咫烏》の目の届かないところに寝かせておけばいいんですよね?」
ゼロが言い終わると同時に闇の中からぞろぞろと四人現れる。
「あらら、攻略組の主力の二人消しちゃっていいの?雨天さん?」
マルクが雨天に問いかけるとその問にゼロが割って入る。
「問題ないよ、まだ攻略組には彼がいるんだからね」
「あいつそんなにやるのか?そうは見えないが……」
そんな事を言っている六人の体が徐々に紫色の光に包まれていく。
「転送が始まったか……」
雨天はそうつぶやいて目を閉じた……
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「これでミッションコンプリートっと。こんだけしてやったんだ、これは高くつくぜぇ……雨天さんよぉ……」




