39 《鏡映》
投稿遅れました。しかも短いです。
「最後に俺の固有スキルを見させてやろう……」
雨天がそうつぶやいて薄い笑みを浮かべる。
雨天のHPはほとんど減っていない……と言うより全く減っていないの方が正しいだろう…
それに対して俺と鶴城のHPはもう残り半分を切っている。
しかもゲームの中とはいえ体には疲労データが蓄積されていく……
……圧倒的すぎる……俺と鶴城が手も足も出ないなんて……
「終わりにしようか────【鏡映】」
雨天に変化は無いし、俺達にも何も変化は無い……だが何かあるのだろう……気を抜いたら殺される。
「鶴城、俺達も使うぞ……」
「ああ……」
────【炎剣・豪炎龍】────
俺の刀が炎で包まれ、炎の剣が形成される。
固有スキルとはその名の通り、そのスキルは誰とも被る事がない、自分だけのスキルで、レベルが150に達すると解放されるスキルだ。
「いくぞ雨天……っ【神速鳥】」
鶴城がそう叫ぶと真っ黒い2m程の翼が現れた。
俺も鶴城の固有スキルを見るのは初めてだ。
そして目にも止まらない速さで上空へと飛び上がるとそのまま急降下して斬りかかった。
『ドカーン』と大きな音を立てて砂ぼこりが舞う。
ギルドハウスが壊れてしまったがそんな事を気にしている場合ではない、今気にするべきは奴が立っているかどうかだ……
「……それが、全力か……?その程度じゃ……この【神の目】の前では無力だ」
「【神の目】は晴明の固有スキルのはずだ!なぜお前が使用できる……!!?」
「まぁいいか……俺の固有スキルの能力を教えてやろうか……【鏡映】は俺が見た事のあるスキル全てを使用可能にするスキルだ……俺は《八咫烏》のメンバー全ての固有スキルを見た事がある。すなわち俺は、《八咫烏》のメンバー全ての固有スキルを使用する事ができる……」
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