表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《World Quest Online》  作者: 夜無月
《一章》Event
34/52

27 《希少武器:妖刀》

朝、早起きしてジョンの店に向かう。

二回戦は12時からだ、今の時刻は7時、何もなければ余裕で間に合うだろう。



ドアノブを回して扉を押すと『カランカラン』と音が鳴りドアが開く。


「お、来たか、エイト。すごいのができちまったよ」

「どんな刀なんだ?」

「ほらよ、これだ。《希少武器:妖刀》だ。名前は神羅(シンラ)

そう言ってジョンは俺に刀を差し出す

俺はそれを受け取って能力を確認する、攻撃力もかなりのものだが、《攻撃時HP小回復》が付いていた、多分これは武器特有の能力だろう…

太刀の能力は《連続攻撃速度上昇》だった。

熟練度が上がれば、回復量も増えるのだろうか…太刀の時は《連続攻撃速度上昇》がいつの間にか《攻撃速度大上昇》になっていたが…





「ありがとな、行ってくるわ!じゃあな、ジョン!」

時計を見るともう結構時間がたっていた。

俺は走ってダンジョンに向かう。

さすがに熟練度0でエリカに勝てるとは思えない…




ワープゲートをくぐり第10階層に移動する。


《ワーム・フォレスト》──


現在の時刻は8時、あと4時間ある。

10時には会場に向かう予定だ。


10階層、《ワーム・フォレスト》のモンスターは比較的狩り易い、攻撃力は高いがHPが少ないモンスターがほとんどだ。

だが虫系の気持ち悪いモンスターが多い…


走りながら、大量のモンスターに襲われる罠、モンスターボックスを探す、この階層ならモンスターボックスで死ぬ事は気を抜かなければ絶対にない…モンスターを一匹一匹探すよりは効率がいい。



しばらく走ると大きな蜂の巣の様な物を発見した、恐らくこれはモンスターボックスだろう…


俺はそれを真っ二つに切断する。


すると中からブーンという音をたてて大きなハチ、《キラービー》が大量に現れた。


こいつのお尻の針には麻痺効果と毒効果が付いている、だが他の能力は他のモンスターに比べて低い、針さえ当たらなければ大丈夫だ。


針を躱して《キラービー》の体を切り裂く、それだけでHPは0になる。


右、左、上から同時に襲いかかってくるが、それを俺は体を回転させながら切り裂き、消滅させていく。




全て倒し終わる頃にはもう10時を回っていた。

熟練度を確認しながら急いで会場に向かう。

熟練度は4になっており、スキルを4つ獲得した。

連続三回攻撃スキル【連撃】。遠距離攻撃スキル【飛斬】。広範囲攻撃スキル【破断】。パッシブ系スキル【鬼神化】。

どれも強力なスキルばかりだ、スキルにも熟練度があり、使えば使うほど威力や能力が上がっていく、そして熟練度がMAXになると、スキルは派生し、もっと強力なスキルへと進化を遂げる。


そんな事を考えながら走っていると、人にぶつかってしまった。


「ご、ごめん!大丈夫!?」

そう言って前を見ると、ショートヘアの可愛い女の子が地面にへたり込んでいた。


背丈的には小学生ぐらいだろうか…


「いえいえ、私も不注意でした……あれ?メモがない…」

女の子はそう言って立ち上がると、慌てた様子で何かを探し出した。


「もしかして何か落とした?」

俺がそう聞くと女の子は泣きそうな顔でこっちを見て、「買い物メモ落としちゃいました…」と言ってきた…

俺のせい…だよね…


「俺も探すよ、俺のせいだし…俺はエイト。君、名前は?」

「いえいえいいですよ!探さなくたって!急いでいたんでしょう?遅れちゃいますよ?私一人で探しますから!あ、私はミチルです。」

「いや、時間はまだ大丈夫…買い物メモってどんな感じなの?」

本当の事言うと結構時間ヤバイんだけどね…


「白い紙です…ギルドの仲間の買い物頼まれてて…」

買い物メモかぁ…今日は風もそんなにないし、遠くには飛んで行ってないだろう…

そう思って探した結果、見つかったのだが…

俺が会場に着いたのは11時50分だった…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
→「面白い」と思ったら、クリックよろしくお願いします!← 感想や評価も気軽にどんどんよろしくお願いします!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ