26 《想い》
一回戦を突破して吹っ切れた俺は、鍛冶屋にいた。
「ジョン、この二本を一本にして欲しいんだが、できるか?」
「ああ、だが太刀から希少武器に変化する可能性があるぜ?それでもいいならいいんだが…?」
「ああ、構わない。むしろそっちの方が嬉しい。」
《WQO》は装備武器を変更すると武器スキルが全てリセットされるのだ。
だが俺にはレアスキルがあるし、剣道の技もある。
新しい武器のスキルも手に入るだろう…
「明日の朝にはできるだろうから取りに来てくれ。依頼料は5000Gでどうだ?」
「そんなに少なくていいのか?なんか悪いな…」
「お前が俺の作った武器を宣伝してくれればいいさ」
そう言ってジョンは手をこっちに出す。
俺は太刀二本と5000Gを渡す。
「じゃあよろしくなっ」
そう言って店を出た俺だが、今の俺はほぼ丸腰だ。
急いで家に帰る事にした。
今襲われたら、ひとたまりもない…
二回戦は明日だが、ギリギリ間に合うだろう…
家に着いた俺を待っていたのは、我が妹、明里だった…
「お兄ちゃん、私もここに住んでもいいかしら?」
「え?俺は良いんだけど、他の人がなんて言うかな?」
「他のみんなは全然構わないって言ってくれたわ。」
「あ、そう…」
俺はそう言って、階段を登り、自分の部屋に入って、明日の事について考える。
今は妹の事など考えている場合ではない…
明日の相手はエリカなのだ…
俺はエリカの事が好きだ。
だからこの機会に告白しようと思っている…
『勝ったら、結婚してくれ』と…
この世界には結婚というシステムがあり、婚約を交わした者の位置がマップに表示されるようになるのだ。
だからエリカと婚約すればどこにいても助けに行く事ができるってわけだ。
そんな事を考えながら、俺はとりあえず明日に備えて寝ることにした…
書き溜めが無くなってきたので週一または週二に変更して、しっかりとした話を作って行こうと思っているのですが、みなさんどう思いますか?




