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《World Quest Online》  作者: 夜無月
《一章》Event
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29/52

22 《予選》

───【察知(リサーチ)】


近くに敵(プレイヤー)の反応はない…


だがいつかは戦闘をする事になるだろう…

だがたぶんこの森は広い、運がよければ敵に出会う事無く本戦に行く事だって不可能では無いだろう…

だが参加者は1000人以上いるのだ、安心は絶対にできない…


しかも『ドカーン!!』という爆発音がさっきら響いている。

戦闘が始まっているのだろう…

気を引き締めなければ…


「っ!!?」


茂みの中から小さなナイフの様な物が飛んできた…気を抜いていればくらっていただろう…


「誰だ!出て来い!」

「アレを避けるとはァ、流石《黒い閃光》だなぁ…」

茂みから出てきた少年は、嫌らしい目つきでこちらを睨んできた…


「お前は何者だ?」

内心オドオドしながらも冷静を装い聞く。


「今から教えてあげるよっ!」

少年はそう俺に言い放つと、超高速で突っ込んできた…

奴の手には二本の短剣、そしてこのスピードはなんだ…速すぎるっ…今まで見たプレイヤー全員の中でも、移動速度が桁違いだ…

俺もスピードには自信があったが同レベルくらいか…


「くっ…!」


今の俺の状況はまさに防戦一方、絶体絶命という感じだ…


───【陽炎(かげろう)】…


スキルを発動させ、茂みに隠れて奴と一度距離をとる、あのままではジリ貧だ。


深呼吸をして、気持ちを落ち着かせる…


「【真空烈斬】っ!!!」


茂みからの俺の二発の衝撃波を奴は流石のスピードで躱す。


「危ないなぁ、くらってたら終わってたよぉ…」

「当たってくれてたら良かったのになぁ…」

「お前おもしろいなぁ…本大会で会える事楽しみにしてるよっ」

そう言って奴は不適な笑みを浮かべ、物凄いスピードで俺の前から姿を消した…


「本当になんだったんだ…あいつは…」

俺はそう言って受けたダメージを全快させ、プレイヤーを探し始めた…


それにしても奇妙な少年だった…

エリカのキャラが定まっていない様な…

読んでくれたみなさんはエリカがどんなキャラだと思っていますか?

意見を聞かせてくださいっ!

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