㉑第三章 招き猫ダンス
第三話はじまり
猫又ミーはアルバイト探しをしますが、元は猫故猫の習性が出てうまくいきません。ベンチでうなだれているところをローラ香菜梨が見つけ、メイドカフエで招き猫ダンスを踊ることになりました。
よろしければサイトの方で評価、ブックマークお願いします。
ベンチの上に猫が一匹、うっすりと目を開けました。
ふにゃ~♪
猫が大きなあくびをするとそこには女の子、猫又のミーです。
「ああよく寝たニャア。良いことしたからこれで命が2つになったぞ、でも変身の術はまだまだ未完成だわニャあ。」
ミーは良いことをすると9つの命と変身の術を習得できるのです。そのために隠れ里から人間の住む町へやってきました。
以前、一緒にあやしと戦った人間の高校生ユキの世話になりながら、隠れ里から逃げて来たあやしの仲間を倒すためでもあるのです。
「お腹すいたニャア、番田さんのコンビニでまたキャット・フード買おうかニャ。でもお金がないにゃあ、いいアルバイト無いかにゃあ。」
ミーはアルバイト探しに出かけました。
「にゃににゃに?焼き肉屋美味しそうかな?」
「今日はアルバイト募集ですかニャ?」
「ええ、もう猫の手も借りたいほどなので。」
「そうかよかった♥ミーは猫の手があるだニャ。」
そう言ってミーは手を猫に変化させて見せました。
「うわーーー!!!」
次のお店はレストランの厨房
「お嬢さん一人暮らしなの大変だね、ここで働いて調理師の免許を取るといいわよ。」
で出されたお料理の味見をさせられました。
「あちちち!熱いだニャア」
そう、ミーは猫舌なのです。
エステサロンではマッサージの練習で爪を出して背中を引っ掻くは、案内係ではのどをゴロゴロならして怖がられるわ、
流石のミーもしょげてベンチに座っていました。
「人間の仕事は大変だニャア。ミーは猫のままでいた方が良いのかニャア」
空を見上げてつぶやきました。
「法師ちゃん、ミーは悲しいのニャ。」
その時ミーに呼びかける人がいました。
「ミーさんじゃないの?」
そこには香菜梨がいました。
「?あっ香菜梨ちゃん。」
ミーは香菜梨に訳を話しました。
香菜梨「うーん、大変だね。私は、鳥かごを通して少しは人間の生活を見て来たから、
何とか人間にあわすことができるけど。」
香菜梨は少し考えた後
「ねえ、私の働いているメイド喫茶に来てみない?」
メイド喫茶の店長とさっそく面接をしました。
「ミーさんって言うのですね、いやあ可愛いですねえ。でもなにか特技はありますか?」
ミー「特技は悪いやつを倒すことだニャア。」
「いやいや、そうじゃなく歌とか踊りとかなんだけど。」
ミー「ダンスなら少しニャなら。」
さあそこでミーは猫招きダンスを踊りました。みんなの驚いたこと驚いたこと。
あやしの国で魔王を召喚したミーの魔王招き猫ダンスです。
「君、すごくいい!採用だ。喋り方も可愛いだにゃ。」
香菜梨「喋り方が移ってる。(^_^;)」
こうしてミーはメイドカフエでダンス専門で働くことになりました。
何しろ魔王さえ招くのですからお客さんの来ること来ること。
商売繁盛の猫招きです。
第三話では、さらに民話のキャラが登場します。




