⑳歌うメイドローラ香菜梨 二話最終話
第二話最終回
人鬼からは人間の邪気が飛び出して飛んでいきました。
香菜梨はユキの家で飼われることになり、人間の姿の時は歌うメイド、ローラ香菜梨として働くことになりました。番田健太はファンクラブの会長になりました。次回第三話始まります。
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人鬼はどんどん小さくなってとうとう消えかかりそうになったその時、人鬼の体から沢山の小さな人間が飛び出し空へ登って行きます。
ユキー「なんなの!これは人間モドキか!」
チュー吉「下がって!」
ミー「あれ見たことあるにゃあ、あやしの国にも飛んで来たことあるにゃ。」
チュー吉「人間の邪気です、元の人間の形に似ています。それぞれの人間の心の中に戻っていくのです。」
番田「あの顔は政治家の慾野深蔵、あれはブラック企業で有名なモーカル商会の古稀津飼、、、。」
ユキ「元の人間に戻して大丈夫なの?」
チュー吉「香菜梨さんの声でだいぶ浄化されたから多少は大丈夫です。でも完全に消せるかどうかは元の人次第ですものね。」
番田「誰にでも邪気はあるということなのですね。」
ミー「ユキはイケメンに弱いし、番田さんは可愛い子に弱いしニャア。」
二人「それは違います(゜д゜;)アタヽ(д`ヽ彡ノ´д)ノフタ」
香菜梨「皆さん本当にご迷惑をおかけしてすみません、私は人の形でいたかったものだから嬉しくて。それに最初は動物を救うのだと聞かされてお手伝いしていたのです。」
番田「いえ、悪いのは人鬼です。香菜梨さんは悪くないです。」
ミー「やっぱりかわいい子に弱いニャ。」
香菜梨「動物たちを家に帰さなければいけません。」
ユキ「このまま逃がしたら大変なことになるわ。警察に連絡しましょう。」
こうしてペットたちはそれぞれの飼い主のところに戻りました。
ユキ「香菜梨さんはどうするの?」
香菜梨「私は捨てられたのですもの、戻るところはありません。それに人間の形になってしまいましたもの。カナリヤになったら私などすぐに他の動物のえさになるか飢え死にします。でも仕方がないですね。」
ミー「大丈夫だニャア。ミーが変身の術を教えてあげるだニャ。」
香菜梨「変身?」
ミー「ミーもチュー吉も自分で猫にもネズミにも人間になれるのにゃ。香菜梨さんも人間とカナリヤになれるだニャ。」
香菜梨はミーから変身の術を教えてもらいました。
香菜梨「ローラー・カナリヤ♪」
そう呪文を唱えると香菜梨は可愛いカナリヤに変身しました。
ユキ「すごい!」
ミー「うんにゃ、なんか美味しそうな匂いだニャ。」
番田「だめです!」
こうして香菜梨はカナリヤの姿でユキの家に買われることになりました。
番田「ちょっと残念。」
人間の姿になった時はメイドカフエのメイドさんになり、美声を生かしてたちまち人気者になりました。
歌うメイドさん、ローラ・香菜梨として。
もちろん番田さんは熱烈なフアンになりました。今ではフアンクラブ会長です。
人間には必ず邪心もあるものです、、、ということも書きたかったのです。




