⑲ローラ・カナリアの歌
うぐいす姫のアドバイスでローラ・カナリアの化身 香菜梨は歌い始め,清らかな歌声で人鬼は倒れていく場面です。
その時再びスマホが鳴りました。
ユキ「うぐいす姫!」
チュー吉「うぐいす姫!」
うぐいす姫「香菜梨さん聞こえますか。私は隠れ里のうぐいす姫です。同じ鳥族としてお願いします。うぐいす餅によりあなたに力を与えました。あなたはカナリヤです。歌で戦うのです。」
香菜梨「うぐいす姫、私は歌を忘れたカナリヤです、どうしてそんなことができるでしょうか?」
うぐいす姫「私は日本の歌う鳥、あなたは西洋の歌う鳥、歌が武器なのです。ホラ、試しに歌ってごらんなさい。人鬼は人間の悪気が集まったものですが、歌を愛でる人の性格も持っているのです。」
香菜梨は立ち上がると、意を決したように歌い始めました。
ユキ「なんていい声なの!」
番田「鈴を震わせるような歌声ってこのようなことだ。」
ユキ「もしかして、香菜梨さんて、ローラー・カナリヤ?」
香菜梨は静かにうなづきました。
チュー吉「そうか、そうだったのか。人の心をいやすカナリヤの声、それで悪気を滅ぼすというわけだ。」
ユキ「うぐいすも同じでしたね。春を告げる鳥、人間の心にをやさしさをくれる。」
人鬼「なんだこの歌は、やめろ俺の力がどんどん抜けていく。」
人鬼はその場にうずくまり、体からは黒い煙が立ち上り小さくなっていきました。
日本にも西洋にも鳥の歌声が力を与える話があります、うぐいす姫とカナリア、それをテーマにしています。




