第35話 赤い尻尾邸の増築
ソフィーズがやってきて一か月が経った。
毎日が、安定してきたので、家の増築を提案した。
何せ、今の赤い尻尾邸では、全く狭い。
子供たちには、3人に3メートル*4メートルの部屋を割り当てている。カレンとソフィア。そして、僕とアズサ、タロウの3人が一番狭い思いをしている。
「みんな、落ち着いてきたね。今日は、家の増築について話をするよ」
「「「わいわい、がやがや」」」
「子供は2人で一部屋、大人は一部屋とします」とカレンが部屋数の方針を出した。
まあ異論はないが、大人入りを何歳にするかは議論があると思う。それはもう少し先に延ばした。とりあえず、雑魚寝を解消したい。としたのは、まあ思春期がどうなるかわからないから。
玄関が東側なので、西側に延ばすことにした。
3メートル*4メートルの部屋を10。子供たちには2人部屋として、6部屋必要。
3つ余裕を作っておこう。なるべく穴居人には戻りたくないからね。
「みんな、木材を調達しに行くよ」
総勢17人で、裏の森に出かけた。
「みんな。”身体強化”と”軽くなれ!”魔法はできるかな?」
「「「できるよー」」」
早速、僕が木を切り倒したものを2人がかりで運んでゆく。
今日一日で、丸太、垂木、細木などを家のそばに積み上げた。
改造だから、10日で出来上がった。
さらに、秋が深まり、ついに雪が舞うようになった。
「寒いよー・・・」
相変わらず、アズサは寒がりだ。
「「「寒いよー」」」ソフィーズも寒がりかな?
今日は、雪景色の庭に出て、雪合戦をやった。
雪だるまも作った。
・・・なぜに僕に似ているのかな?
「ファティマ。そんなに抱き付いたら身体が冷えちゃうよ!」




