2 課題
2時限目は西の国の言語だ。西の国の言語を知らないマリエールはテレパスと万能言語で何とか乗り切った。
2 課題
2時限目はなんと、西の国の言語だ。西の国は我が国の友好国でもっとも繋がりが強い。姻戚関係がある貴族王族が多い。ロザリア王女の母親も西の国出身だ。成人までに言語を習得しておくことが推奨されている。ロザリア王女は母親が西の国出身であるため日常的に西の国の言語が使われている可能性が高いし少なくとも母親が教えているだろう。マリエールは平然と西の国の言語を操っている。西の国の言語を読み訳す。テーマに沿ってスピーチする。今日は西の国の人に自己紹介するだ。マリエ―ルは西の国の言語で、
「こんにちは、東隣の国出身のマリエールと申します。よろしくお願いします。私の父は辺境伯で私は辺境伯令嬢です。今、王宮の子ども部屋で貴族王族になるための勉強をしています。今日はあなたに自己紹介するテーマでお話しさせて頂きました。」
教師もロザリアも拍手する。教師は、
「ロザリア王女には日頃から学習を見させて頂いていますけど、マリエール様はもしかしたら西の国の言語の勉強はされていないかも知れないとお伺いしておりましたのにこんなにお出来になるとは意外でした。何処でお習いになったのですか。」
マリエールは平然と、
「辺境伯の屋敷では普通に話されておりますわ。我が国の言語同様西の国の言語が使用されております。」
それは嘘だ。単に万能言語とテレパスの能力を使っているだけだ。教師という西の国の言語に精通した存在がなければ破綻している。
「それは素晴らしい。西の国の言語はそこまで普及しているのですね。」
そんな事は決してない。
2時限目が終わり昼食を食べて午後は実技だ。今日は前半が攻撃魔法後半が魔法制御だ。10mほど離れたところに的がある。担当の教師が、
「今から的に魔法を当ててもらいます。当てる事が目的ですから的を壊すほどの威力は込めないで下さい。ファイアボール、ウォタージェット、貫通魔法、ウィンドウカッターとそれぞれの魔法に闇特性を付与したものです。後で光魔法の治癒魔法と神聖魔法のホーリーライトもやってもらいます。ではファイアボールから---------。」
やれて当然という感じで言っているが7特性全てある人は珍しいし特性がある事とその特性の全ての魔法が使える事とは別物だ。水特性があってもアイシクルランスが使えるとは限らない。中には水魔法と氷魔法は別物だという人もある。
とにかくファイアボールから始める。ロザリア王女は小さなファイアボールを使って的確に的に当てた。マリエールは弱いファイアボールを放って的全体に当たった。ロザリア王女のやり方がいい事は判る。しかしいきなりやれと言われてもできる物ではない。ウォージェット、貫通魔法、ウィンドウカッターどれもそうだ。闇魔法を付与するのは無言で付与するのと詠唱するのがあるがどちらだろうと思ってテレパスすると無言のようだ。闇魔法を付与すると威力が強くなるので的を壊さないように注意した。闇魔法を付与したかどうかどうやって見分けるのだろう。
実技は七特性全ての魔法を魔法を指定して実技をする。攻撃魔法は的当てだ。ロザリア王女は魔法を小さくして正確に的に当てる。




