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10.【ブログ『おひとりさま女、家を買う』2022年6月23日】


タイトル:【アンティーク家具と寝香水】


こんにちは、ソロ子です。


梅雨が明けたみたいですね。

といっても近年は「あれって梅雨だったのか?」みたいなちょっとした長雨程度って感じ。

これも気候変動の影響なんですかね?


今日は、最近ちょっとした変化があったので書いてみます。


■ 前の住人さんの残していった家具のこと


うちの家、引き渡し時点で前の住人さんの家具がいくつか残されてたんです。

最初は「え、置いていくの?」と思ったんですが、

調べてみたら中古戸建てでは結構あるらしいですね。


相続人が遠方に住んでいたり、処分の手配が大変だったり、

急いで売りたい事情があったりすると、

家具をそのまま置いていくケースは珍しくないみたいです。

なので、あまり気にしていませんでした。


それで、引っ越してからよく通っている近所の喫茶店があるんですが、

そこの調度品がうちに残されてる家具になんだか似てるなあと思って……。

その喫茶店、店主さんのお兄さんが輸入家具を扱ってて、

店内の調度品もアンティーク家具で揃えてるらしいんです。


で、調べてみたら、やっぱりアンティーク、もしくはアンティーク"風"に造られた家具みたいですね。

そこを見分ける目は私には無いのですが……。

何か小洒落た家具だなあとは思ってたけど、

前の住人さんの趣味だったんだろうな。


それで興味が湧いたので、本屋でアンティーク家具に関する本を買って読んでみたんですが、調べてみると奥が深くて。時代や産地で全然違うし、細かい装飾にも意味があるし、気づいたら夢中で読み終わってました。


引っ越す前は「家具なんて機能性第一!量販店で十分!」と思っていたのに、人って変わるものですね。


■ キャビネットの中から出てきた香り


残置物の家具の一つにキャビネットがあるんですが、掃除していたら、

奥のほうから数冊の画集?と、未開封の香水の箱が出てきまして。


香水なんて普段使わないんですが、

「前の住人さんの持ち物ならもしかして」と思い、

開封してみました。

(残置物は自由にして良いとのことだったので……)


そしたら案の定、家に漂っている甘い香りとそっくり。


あの香りを凝縮したような、濃くて深みのある匂いで、

「ああ、これが前の住人さんの香りだったんだ」と思いました。


ラベルには《SOIERAソイエラ》と書いてあって、

果実みたいに甘くてとろみのある、とても好きな匂いです。


まるで香り自体に体温があるような、

体を包み込む気配みたいなものがあって、

……不思議な感じ。


■“寝香水”にしてみました


寝室に置いていたルームフレグランスがなくなったので、

上記の《SOIERA》で“寝香水”というのをやってみました。


ちょっとドキドキしながら枕元に少しだけつけて寝ると、

これがまた、びっくりするほどよく眠れたんです。


甘い香りの底に体ごと沈んでいくみたいで、

嫌な記憶や不安なことが、意識の外に溶けていくような……。


実は私、子どもの頃から体臭が強い体質なのがコンプレックスでして。

だから体につけるものはずっと“匂いを消す”方向で考えて、

香水なんて全く縁が無かったんです。


でも香水って元々、欧州や中東の雨が少ない地域で

体臭対策として発達したらしいですね。


「香水はその人ごとの体臭と混ざり合って、世界で一つの香りになる」

という考え方があるらしくて。なんだか目からウロコでした。


香水とかアンティークとか、そういうお洒落な感じの物なんて、

ガラじゃないなって思ってたんですけど。

新しい扉を開けているみたいで、ちょっと恥ずかしいけど楽しいです。


最近、自分自身も生活も、少しずつ変わっていってる気がします。

また書きますね。


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