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頸
「ふっざけん・・・・!!!!!」
翔がニヤを庇おうとするが追い付かない!
アネスが左手を振るとニヤの目の前で水の壁ができ、針を全て落とした。
「借りだぞ、ニヤ」
アネスがいまいましげに言う。
突如地面に潜んでいた数十体の魚の頭部を持ったモンスターが出現する。
「くそ!数が多いな、どうする?」
先頭の魚人を槍で切り払いながら翔が叫ぶ。
「準備は整った。翔、アネス、地面に伏せろ」
急いで二人が這いつくばった瞬間に、ニヤの両目から蒼い光線が横一直線に放たれると全ての魚人の上半身と下半身が分断され、大爆発を起こした。
「蜂野郎もやったか!?」
翔が周囲を見渡すといつのまにか、グラ・・・がアネスの背後を取っていた。
「くっそ!!!!!!」
翔が横っ飛びで間に入るとグラの腹部にある巨大な毒針で背中を貫かれた。
「ぐはぁ!!!!」
猛毒が体内に入り、全身が紫色になる。
「うあぁああああああ!!!!!!!!」
アネスが一閃でグラの首を切り飛ばす。
どっ、と蟲の巨体が地面に墜ちた、が瞬く間に起き上がり
「やってくれたな、ダ・・」
と蟲は言いながら、自分の首を手で抱え飛び去っていった。




