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呪怨
暗闇の中で苦鳴の声が延々と聞こえる。
「おのれぇ・・・二ャ・・・・・・め!癒えぬ・・奴の炎の傷が癒えぬ・・・」
闇の中で別の声がした。
「ナイト・・・・敗れたか」
忽ちナイトは声の方にひれ伏すと、
「これはノ・・・・様、お見苦しい所を、敗れたのではありません。偵察に行って少し火傷したまでの事」
「まぁよい、ク・・・・の不死身には手を焼きそうだな。五体を分解して封印するか」
「そうですな、奴以外は再生能力はなさそうですし・・・二ャ・・・・・・めはこの手で八つ裂きにせねば気がすみません」
「油断するなよ、次はハ・・・が仕掛ける筈だ。あまり期待できんが」
「ハ・・・様ならあるいは、奴等を皆殺しにできるやも知れません」
「お前も加勢できるならしてやれ」
「御意・・・」
二つの闇の気配が消えた。




