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使者
三人で旅をする様になって、一週間は経った。
剣士と人形の相性はすこぶる悪いみたいで、常に火花を散らしている。
仲裁に入る翔だが、それがアネスには気に入らないらしい。
ある日、アネスが翔を呼び出し、ニヤが見えなくなる所まで連れていくと、
「翔、私今まで隠していたけど・・・」
突然甲冑を脱ぎ始める。
黒いワンピース姿には、なんと豊かな胸が!!!
「本当は女だったの・・・」
「な!そうなの!?」
初対面ではどうみても男だったのに、そういえば声も女っぽくなっている。
翔が動揺していると、いつの間にかニヤがやってきて
「翔に気に入られたくて女になったな、アネス」
「なんの事かしら、最初から私は女よ」
アネスがしらばっくれる。
「あなたこそ、翔を油断させる為に、少女の格好をしているのかしら」
天井から低い笑い声が響き渡った。
三人は思わず身構える。
「貴様らが復活したと聞いて様子を見にきてみれば、女子供とは、これは御笑い草だ」
天井から降りてきたのは人ガタの闇だった。
「ナイト・・・・か」
ニヤが憎らしげに口を開く。
「気安く我が名を呼ぶな、汚ならしい腫れ女が!」
ナイトが怒りを顕にする。
「貴様ら成り損ない、ノ・・・・様の手を煩わせるまでもない、ここで全員死ね!!!」
ナイトの両手から大量の黒い煙が吐き出された。




