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忌むべき物
「ぐっ!頭がいってぇ!話かけるんじゃねー!」
「おぞましきもの、葬る、永遠に」
「うるせーってんだよ!!!」
「必ず、消滅させる、我が天敵よ・・・」
不気味な声が去っていった。
「何なんだ、今のは!!!」
「きたな、今、やつが」
ニヤが応える。人形なのに汗?が少し浮かんで見える。
「声だけで気が狂いそうだった。今の奴だけは絶対殺さなければいけない気になった。」
翔は全身に水を被った様に汗をかいている。
「それが天敵というものだ。戦いに理由などない。相手の存在が消えるまで終わらない。」
「とにかく奴をさっさと倒して終らせよう」
「そうだな・・・」
それきりニヤの回線が切れた。




